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結核(BCG)の話

ページID:0017621 更新日:2014年2月17日 印刷ページ表示

結核はどんな病気?

結核菌の空気感染により起こります。

発熱、せき、たんなどの症状が出たあと、徐々に悪化し、血を吐いたり、呼吸困難になったりします。

特に、乳幼児がかかると、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることがあり、重い後遺症を残すこともあります。結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことができないので、BCG接種は早めに受けるようにしましょう。

結核は、以前に比べると患者の数は減っていますが、まだ2万人を超える患者が毎年発生しています。しかし、BCG接種を受ければ、かなり高い確率で予防できるので、積極的に受けましょう。
空気感染・・・空気中に飛び出したウイルスや細菌が、長時間空中をただよい、空気の流れによって広範囲の人に感染させることです。
ex.麻しん、水痘(水ぼうそう)、結核

BCGワクチン

生ワクチンです。

BCGワクチンは、1歳までの間に(標準的な接種期間は、生後5か月から8か月に達するまで)、1回接種します。

BCGの副反応

接種をした側のわきの下のリンパ節が腫れることがあります。まれに、化膿して自然に破れてうみが出ることがあります。

※BCG接種は、接種後2週間から3週間で、接種した部分に赤いポツポツができますが、これは異常反応ではなく、BCGがついた証拠で、自然になおりますので、包帯をしたり、バンソウコウをはったりせずに、そのまま普通に清潔を保ってください。

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