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平成25年度「猫ひっかき病(Bartonella henselae)について3」
愛媛県動物由来感染症予防体制整備事業の一環として、平成25年度は平成24年度に引き続きバルトネラ属菌の保有状況の継続調査を実施しました。
はじめに
猫ひっかき病は、猫に引っ掻かれたり、咬まれたりした時、傷口から進入したバルトネラ属菌が原因となって起こる動物由来感染症で、バルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae)が主要な病原体とされています。
調査について
病原体:(Bartonella henselae)
- 調査対象:県内動物病院を受診した猫154頭
- 調査期間:平成25年7月から平成25年12月
- 検査材料:血液
結果について
バルトネラ・ヘンセレ検出率
6.5%(10/154)
飼育形態別の検出率
室内飼育4.8%(4/83)、室内屋外飼育6.7%(3/45)、屋外飼育13.6%(3/22)、不明0%(0/4)
屋外飼育している猫の検出率が他のものより高い傾向がみられた。
外部寄生虫の駆除状況別の検出率
駆除済[詳細不明]0%(0/7)、駆除済[定期的]0%(0/18)、駆除済[不定期]5.3%(2/38)、
駆除なし9.2%(8/87)、不明0%(0/4)
外部寄生虫駆除をしていない猫の検出率が他のものより高い傾向がみられた。
猫ひっかき病とその予防について
平成23年度調査研究ページ「猫ひっかき病(Bartonella henselae)について」をご覧ください。
関連資料
ポスター
- 猫ひっかき病(1):猫ひっかき病とは[PDFファイル/833KB]
- 猫ひっかき病(2):保菌状況、予防方法[PDFファイル/852KB]
- 猫ひっかき病(3):保菌状況、予防方法その2[PDFファイル/1022KB]
- 動物由来感染症から身を守るために[PDFファイル/920KB]
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保健福祉部動物愛護センター
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電話番号:089-977-9200
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