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平成24年度「猫ひっかき病(Bartonella henselae)について2」
愛媛県動物由来感染症予防体制整備事業の一環として、平成24年度は平成23年度に引き続きバルトネラ属菌の保有状況の継続調査を実施しました。
はじめに
猫ひっかき病は、猫に引っ掻かれたり、咬まれたりした時、傷口から進入したバルトネラ属菌が原因となって起こる動物由来感染症で、バルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae)が主要な病原体とされています。
調査について
病原体:(Bartonella henselae)
- 調査対象:ねこ230頭(平成23年度調査分を含む)
- 調査期間:平成23年11月から平成24年9月
- 検査材料:血液
- 分離状況:83件(36.1%)が陽性で、検出されたのは全てバルトネラ・ヘンセレ。オスは36.9%(31/84)、メスは35.6%(52/146)が陽性。
地域別検出結果
|
陽性/検体数 |
陽性率 |
---|---|---|
南予地域 |
47/99 |
47.5% |
中予地域 |
13/52 |
25.0% |
東予地域 |
23/79 |
29.1% |
猫ひっかき病とその予防について
平成23年度調査研究ページ「ねこひっかき病(Bartonella henselae)について」をご覧ください。
関連資料
ポスター
- 猫ひっかき病(1):猫ひっかき病とは[PDFファイル/833KB]
- 猫ひっかき病(2):保菌状況、予防方法[PDFファイル/852KB]
- 動物由来感染症から身を守るために[PDFファイル/920KB]
お問い合わせ
保健福祉部動物愛護センター
〒791-0133 松山市東川町乙44-7
電話番号:089-977-9200
ファックス番号:089-914-5415
開館時間
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