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愛顔のえひめ(令和5年3月号)

ページID:0016772 更新日:2023年2月26日 印刷ページ表示

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えひめ香る地酒「愛媛さくらひめシリーズ」
3月30日(木曜日)販売開始!!

愛媛から世界へ羽ばたく地酒を!

愛媛から世界へ羽ばたく地酒を!の画像

酵母から水、米までオール愛媛

 愛媛県では、県酒造組合と連携して「えひめ香る地酒プロジェクト」をスタート。県オリジナル品種の花「さくらひめ」を用い、東京農業大学応用生物科学醸造科学科、県食品産業技術センターの産学官連携による共同研究を行いました。この度、清酒用花酵母「愛媛さくらひめ酵母」の分離培養に成功!
 酵母の開発にあたり、なぜ「さくらひめ」を選んだのでしょうか?それは国内外への発信には「テロワール*」の構築が重要と考えたから。今、海外では和食が人気で、和食に合う日本酒も注目されています。諸外国ではテロワールが重視されるため、独自性に加えて話題性やストーリー性のある酵母の開発に「さくらひめ」が最適でした。そして県内の22蔵元がその酵母を使い、愛媛の米と水などにもこだわって日本酒を醸造し、今春、愛媛の新しい地酒ブランド「愛媛さくらひめシリーズ」22ラインナップが出そろいました。ロゴマークはもちろん、各蔵元がデザインした「さくらひめ」を思わせるラベルも花が咲いたようです。この美しい日本酒を県民の皆さんはもちろん、愛媛を訪れた観光客の皆さんに楽しんでいただきたい。さらには海外の皆さんにも飲んでいただき、“愛媛”を感じていただきたいと願っています。


*「⼟地」を意味するフランス語から派⽣した⾔葉。気候を含めた⼟地の個性に、その地⽅の⾵⼟や⽂化を加えた酒類製造の環境を⽰す。

「さくらひめ」とは?
県農林⽔産研究所が開発した県オリジナル品種の花。⻘⾊系が⼀般的なデルフィニウムをピンク⾊の花に品種改良し、桜を連想させる姿と愛媛のひめから「さくらひめ」と命名しました。「台中フローラ世界博覧会 国際室内花きコンテスト切り花部門」第1位・金賞など数々の賞を受賞しています。


「さくらひめ」とは?

料理とのペアリングに合わせ4タイプから選べる

 愛媛の食文化は「甘さ」に特徴があるといわれ、鍋焼きうどんのダシも、刺身をつける醤油も甘く、味噌汁も麦味噌を使っているからか甘みを感じることが多いです。日本酒は古来より地元の食文化と密接なつながりがあるため、愛媛の日本酒は愛媛の食文化に寄り添い、総じて旨口ですっきりとしたきれいな酒が多いとされています。
そのなかで醸造された「愛媛さくらひめシリーズ」は、海・山に恵まれた食の宝庫ならではの愛媛の豊かな⾷材や料理とのペアリングを特に重視。⾹りと味わいの特徴が異なる4タイプの酵⺟を選定しました。
 魚、肉、野菜を選ばず、和・洋・中なんでも合うため、楽しみ方が広がるはず。「愛媛さくらひめシリーズ」は、3月30日(木曜日)から一斉販売を開始する予定ですが、クラウドファンディングサービスサイトで先行予約販売を行っています。オール愛媛で醸す愛媛の地酒、ぜひ一献!


食とのペアリング例


TOPICS-1:「Makuake」にて先行予約販売プロジェクト実施中


「Makuake」はこれまで世の中になかった新しい製品やサービスを購入し、つくり手や担い手を応援するクラウドファンディングサービス。「愛媛さくらひめシリーズ」はこちらのサイトで先行予約販売しています。いち早く楽しんでみてください!実施期間は3月12日(日曜日)までで、3月末までにお届け予定。


応援購入メニュー
お試しシングル………………………3,500円
【早割】2タイプ飲み比べセット…4,900円
2タイプ飲み比べセット……………5,500円
純米大吟醸2本セット………………7,500円
【早割】4タイプ飲み比べセット…9,800円 ほか


「Makuake」はコチラ!<外部リンク>


TOPICS-2:「子どもの愛顔応援ファンド」に寄附


商品の売上の⼀部は、県酒造組合を通じて「⼦どもの愛顔応援ファンド」に寄附。地域の未来を担う⼦どもの⽀援に役⽴てられます。


「子どもの愛顔応援ファンド」とは?
経済団体・福祉団体等で構成する「子どもの愛顔応援県民会議」で創設したファンド。企業や県民の皆さんの参加・協力を得て、官民共同による愛媛独自の子育て支援策を展開しています。

「さくらひめ」の酵母で醸した オール愛媛の日本酒をどうぞお召し上がりください!

 「さくらひめ」の酵母で醸した オール愛媛の日本酒をどうぞお召し上がりください!の画像

[注目ビト]
水口酒造株式会社
専務取締役
水口 皓介(みなくち こうすけ)さん


水口酒造は明治28年(1895)創業、松山・道後の蔵元。「えひめ香る地酒プロジェクト」に参加し、清酒用花酵母「愛媛さくらひめ酵母」を使った日本酒づくりに挑戦しました。

愛らしい愛媛の日本酒を
県民の皆さんへ、そして海外へ!

 長らく続いたコロナ禍に、私たち県内蔵元も大きな影響を受けました。
 しかし、このまま立ち止まっているわけにはいかないと、蔵元がワンチームとなりアフターコロナの反転攻勢に。愛媛県と愛媛県酒造組合がタッグを組み、「えひめ香る地酒プロジェクト」を立ち上げました。新しい愛媛の地酒にふさわしい素材をと選んだのが、県オリジナル品種の花「さくらひめ」です。
 産学官が連携した研究は困難を極めましたが、関わった人々の技術力と情熱により乗り越え、「愛媛さくらひめ酵母」の開発に成功しました。そして今春、県内の22蔵元が独自のこだわりを持って醸造した日本酒「愛媛さくらひめシリーズ」の発売が始まります。
 地元で愛され、国内外でも受け入れられる、愛媛を代表する日本酒になることを期待しています。
 愛媛には魅力的で個性ある36の蔵元があり、全国有数の「地酒の隠れ郷」。東・中・南予それぞれの気候に合わせ、各蔵が良酒を醸しています。地域性を活かしながら、愛媛のお米と良水、愛媛さくらひめ酵母で醸したオール愛媛渾身の日本酒を、県内外はもちろん、海外にも発信してまいります。
皆さん、応援よろしくお願いいたします!


  • 問い合わせ:経営支援課
  • 電話:089-912-2480

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