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愛顔のえひめ(令和4年4月号)
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えひめ南予きずな博始まる!!
4月24日(日曜日)~12月25日(日曜日)
豊かな自然と温かな人情味あふれる 「いやしの南予」へ行こう
豪雨災害からの復興へ向かう南予地域を舞台に開催!
今春より、南予9市町(宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町)を舞台として「えひめ南予きずな博」を開催します。テーマは「つながるきずな、ひろがるいやし」。未曾有の被害をもたらした平成30年7月豪雨災害からの創造的復興へ向かう南予の今の姿と感謝の気持ちを、応援してくれた県内、そして全国の皆さんへ届けたいという想いが込められています。
「南予のいやし」が感じられるプログラムをたっぷり企画
期間中、南予の食や暮らし、アウトドアなど「南予いやし体験プログラム」をはじめとする多彩なイベントで来場者をおもてなし。ぜひ私たちも参加して、がんばっている南予の人たちを応援しましょう! 復興への歩みのなかで芽生えた交流や絆がさらに深まること間違いなし。
イベントだけで終わらない!交流拡大や実需創出を目指して
きずな博が目標とするものは、交流人口の持続的拡大や実需の創出。特に新型コロナウイルスの感染拡大により変化する新しい働き方、新しい日常への流れをしっかり受け止め、南予が皆さんの新しい仕事や暮らしの場となることを目指しています。移住や定住につながる受入態勢や仕組みづくりも進めていく予定です。
未知の感動に出会える 「南予」の新しい楽しみ方
9市町の新しい魅力を凝縮したプロジェクトに参加しよう!
豊かな自然と温かな人情にふれられる南予で、非日常感あふれる旅を楽しみませんか。「えひめ南予きずな博」では、皆さんが南予の新たな魅力を余すところなく堪能できるよう、さまざまなプロジェクトを用意しています。絶景スポットでアクティビティを楽しむ様子をドローンで動画撮影したり、南予ならではの特色ある宿泊体験を楽しんだり、E-BIKEをレンタルして爽快に走ったり。暮らすように働くワーケーションや地域の人とふれあえるゲストハウス、暮らしをリアルに感じられる農業や移住ツアーも体験できます。また食材の宝庫である南予の海の幸・山の幸を味わったり、スマートフォンをガイド役に脈々と受け継がれる地域の歴史文化を学ぶのもいいですね。 もちろん、新型コロナウイルス感染症対策も徹底して開催します。新しくて、どこか懐かしい南予へ、いざ!
えひめ南予きずな博
開催期間:4月24日(日曜日)〜12月25日(日曜日)
開催エリア:愛媛県南予9市町(宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町)
シンボルイベント&セレモニーイベントスケジュール
4月24日(日曜日):オープニング「きずなサミット」(宇和島市)
5月7日(土曜日)ほか:がいなんよ大学 in のむら(西予市)
8月下旬または9月上旬:肱川船上ライブ(大洲市)
10月16日(日曜日):吉田秋祭り 絆イベント「一粒萬倍 A SEED」公演(宇和島市)
12月〜:クロージング「南予光の回廊」(南予各市町、閉幕セレモニー/大洲市)
魅力を体感できる「南予いやし体験プログラム」もチェック
南予では、地元の人たちによる100以上のユニークな体験プログラムを企画。宇和海で採れる真珠を使ったアクセサリーづくりや地産地消にこだわる石窯ピザづくりなど、どれも南予の魅力を体感できるものばかり!
TOPICS-1:オープニングイベント「きずなサミット」開催
これまでの支援への感謝の気持ちや復興に取り組む南予の姿、“いやしのふるさと”としての南予の魅力を発信。地元住民団体などを招いて、復興における“人と人とのつながり”をテーマに開催します。パーソナリティは和牛のお二人とやのひろみさん。尺八やピアノ演奏、きずな博応援ソングなども披露。
- 日時:4月24日(日曜日)10時00分~12時00分
- 開催場所:南予文化会館(宇和島市中央町2-5-1) ※CATV生放送、YouTubeライブ配信あり
TOPICS-2:「えひめ南予きずなカード」を活用して、お得に巡ろう!
期間中、南予9市町の施設や店舗でお得に利用できる「えひめ南予きずなカード」を発行。購入して持参すると、その施設・店舗独自のお得な特典が受けられます。このカードを使うほど、南予の復興支援につながるのもうれしいポイント。
- 料金:1枚500円
- 販売場所:きずなカード加盟店にて販売 ※期間中何度でも利用可能
復興へ向かう今の「南予」を 見に来てください
[注目ビト]
NPO法人 U.grandma Japan 代表理事
松島 陽子(まつしま ようこ)さん
NPO法人 U.grandma Japan 理事
NPO法人 宇和島NPOセンター 代表理事
谷本 友子(たにもと ともこ)さん
平成30年7月豪雨災害により、甚大な被害を受けた宇和島市吉田町。日々変化する状況を目の当たりにして、松島陽子さん(左)や谷本友子さん(右)ら同級生5名で「U.grandma Japan(ユーグランマジャパン)」を立ち上げました。被災者の支援のほか、子ども食堂の運営やフードドライブ活動、地域のコミュニティづくりなどを実施。また行政と各団体をつなぐ中間支援組織として、谷本さんを中心に「宇和島NPOセンター」も設立しました。撮影は災害時、仮設浄水場を設置していた中山池自然公園にて。
吉田 防災・減災ガイド 宇和島市吉田町であの日、何が起こったのかを歩いて見てまわるガイド。元の生活に戻りつつある地域の姿も知ることができます。吉田は県内有数のみかん産地。5月4日(水曜日・祝日)には、奥南地区でみかんの花見や、みかんの木で制作したギターの演奏なども楽しめるイベントと合わせて、第一回目を開催。一般募集は4月24日(日曜日)より開始します。
「えひめ南予きずな博」で新たな絆をつなげたい
土砂崩れ、浸水、停電、断水…4年前のあの日、宇和島市吉田町は未曾有の災害に見舞われました。その惨状を見た私たちは「今できることをやろう」と、U.grandma Japanを設立。避難所をまわったり、食料品を配ったりして、被災者さんの立場に立った細やかな支援を心がけました。災害を経験したからこそ気づいたのは、「共助」の大切さです。復興には普段からのコミュニティづくり、そして「絆」をつなぐ交流が必要。現在は子ども食堂などを通して、地域の人が気軽に集える“居場所づくり”を行っています。
また宇和島NPOセンターでは、災害支援ネットワークの構築を目指し、防災・減災の勉強会などを実施しています。「えひめ南予きずな博」で「吉田 防災・減災ガイド」を企画しており、U.grandma Japanもお手伝いする予定。市内外の方に吉田を案内し、そこで起こった災害を知っていただき、元気にがんばっている姿を見ていただきたいですね。きずな博での出会いをきっかけに、世代を超えたコミュニティと新たな「絆」が生まれ、関係人口が増えることを期待しています!
- 問い合わせ:えひめ南予きずな博実行委員会事務局(南予地方局商工観光課)
- 電話:0895-28-6146