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愛顔のえひめ(令和8年6月号)

ページID:0147419 更新日:2026年5月31日 印刷ページ表示

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「命を育む」プロジェクト実施中!


「命を育む」プロジェクト実施中!

県立とべ動物園でオランウータンの「国際共同繁殖プロジェクト」スタート

 インドネシアとマレーシアに生息するオランウータンは知能が高く、「森の人」と呼ばれています。熱帯雨林で覆われる彼らの生息地は近年、密猟や違法伐採、森林火災、大規模なプランテーション化などにより環境が破壊され、野生のボルネオオランウータンの生息数は100年間で80%以上が減少 。絶滅の危機に瀕しています。
 そこで2024年9月、愛媛県とインドネシア環境林業省は「野生動物の保護と保全に関する協定」を締結。愛媛県と県立とべ動物園(動物園協会)、インドネシアの動物園「タマンサファリ・インドネシア」が一丸となって次世代に命をつなぎ、生息地を守る「国際共同繁殖プロジェクト」を始動させました。昨年12月、タマンサファリ・インドネシアからボルネオオランウータンのメス「ジェニファー」を迎え入れ、とべ動物園で暮らすオス「ハヤト」とのペアリングを期待しているところです。この“命のバトン”を次世代へつなぐために、まずはオランウータンの現状を知り、ジェニファーとハヤトの未来を見守りましょう!
※Iucn(国際自然保護連合)調べ


ボルネオオランウータン ジェニファー&ハヤトのプロフィール

ジェニファー(メス、15歳)
ジェニファー(メス、15歳)
好奇心旺盛で、人間が大好き。いつも人間(お客さん)観察を楽しんでいます。その一方で、とても警戒心が強く、動物園に来てからはなかなか部屋の移動をしてくれず、飼育員を困らせることも。水遊びが大好きで、何かを手に入れると、それでいろいろな遊びを楽しむタイプ。

ハヤト(オス、16歳)
ハヤト(オス、16歳)
強いオスの象徴でもあるフランジ(両頬の横のでっぱり)が出てきてからは、知らない人などには豪快に動いて自分の強さをアピールすることが増えましたが、本当は繊細な面も持ち合わせています。道具を手に入れると、何をしようかと考える、とても頭の良いオランウータンです。

次世代へ命をつなぐためにクラウドファンディングを実施

 現在、日本の動物園での飼育頭数は減少傾向となっており、このままではオランウータンを日本の動物園で見ることができなくなるかもしれない状況です。国内でのオランウータンの個体群を維持するには、遺伝的多様性を確保しなければなりませんが、国内の個体だけでの繁殖では実現できません。しかし、ジェニファーとハヤトに新しい命が授かれば、新しい血統として種の保存に貢献でき、小さな一歩が大きな希望となるのです。
 とべ動物園にとって、ボルネオオランウータンの繁殖は初めての取組み。知能が高くデリケートなジェニファーにとって、故郷と異なる環境下での繁殖は非常に難易度が高いため、万全の備えでサポートすることが大切です。そこで、「国際共同繁殖プロジェクト」推進のためのクラウドファンディングを立ち上げました。このクラウドファンディングは「次世代に命をつなぎ、生息地を守る”大変意義深い試み。まずはオランウータンへの寄付をきっかけに、多くの希少動物の保護・保全について学んでいきませんか。


クラウドファンディング

オランウータンの未来に向けて!「ジェニファー&ハヤト応援プロジェクト」を支援しよう

ほかにも楽しいイベントなど盛りだくさん!苗木やノベルティなどの来場者プレゼント(数量限定)もあります。参加自由ですので、ぜひお気軽にご来場ください。
【実施手法】
●寄付金控除対象コース 税額控除あり、返礼品なし
※ワンストップ特例申請対象外
●グッズ・体験で応援コース 税額控除なし、返礼品あり
※県内在住者も返礼品を受け取れます

【資金使途】
快適な生活のための空調設備や、ペアリングの時期を見極めるホルモン測定器、母子の適切な健康管理を行うためのポータブルエコー、ストレスを軽減するための遊具類のほか、多くの方々に命の大切さ等について学んでもらうためのデジタルサイネージなどの導入に使わせていただきます。

【支援募集期間】
実施中~6月26日(金曜日)23時00分まで

【目標金額】
2,500万円(5月19日(火曜日)時点)
※目標金額を達成した場合も募集期間内は寄付を受け付けています

プロジェクトの詳細・支援はコチラ!<外部リンク>

返礼品を一部紹介!

(1)アニマル画家 石村嘉成さん直筆サイン入り ポストカードセット/支援金5,000円
ポストカードセット
新居浜市在住のアニマル画家 石村嘉成さんが描いたジェニファー、ハヤトのポストカードセット

(2)オランウータンが食べたココナツでつくったココナツシェルストラップ/支援金20,000円
ココナツシェルストラップ
とべ動物園のオランウータンたちがおやつで食べたココナツの殻でつくった職員手づくりのストラップ
+HPに名前掲載(希望制)
+限定動画の閲覧権


(3)砥部焼「ジェニファー&ハヤト」のどんぶり/支援金30,000円
どんぶり
オランウータンの飼育担当者がデザインし、窯元「すこし屋」が制作した砥部焼のどんぶり
+HPに名前掲載(希望制)
+限定動画の閲覧権


(4)リアルアニマル羊毛作家 山崎美佐さん制作「ジェニファー」のフェルト立体アート/支援金150,000円
フェルト立体アート
山崎美佐さんが制作したジェニファーのリアルアニマル。とべ動物園のオランウータン実物の毛入り
+HPに名前掲載(希望制)
+限定動画の閲覧権



Topics.1:「未来へつなぐ出会い」ジェニファー&ハヤトお披露目セレモニー(結婚式)開催

ジェニファー&ハヤトお披露目セレモニー
ジェニファー・ハヤトのお披露目のほか、石村嘉成さんによるライブアートパフォーマンス、インドネシアの踊りの披露などさまざまな関連イベントを予定しています。※セレモニーの抽選は終了、関連イベントは自由に参加できます。
  • 日時:6月6日(土曜日)10時00分~
  • 開催場所:県立とべ動物園

Topics.2:動物園の役割

動物園は単に動物を観察する場ではなく、人間と動物が共に生きる未来を考える場所であり、絶滅危惧種の「種の保存」に貢献する役割を担っています。その一つが「ブリーディングローン※」で、全国の動物園と協力しています。今回のジェニファーとハヤトのペアリングは全動物園が注目しており、成功すれば大きな励みとなります。

※動物園や水族館が繁殖を目的に、動物を無償で貸し借りを行う制度。所有権は貸し出した施設に残したままとし、生まれた子は貸し手と借り手で分配されます。種の保存にも貢献する取組みです。


クラウドファンディングへのご理解・ご支援をお願いします!

クラウドファンディングへのご理解・ご支援をお願いします!
[注目ビト]
県立とべ動物園 園長
池田 敬明(いけだ たかあき)さん(右)

2025年12月、インドネシアの動物園「タマンサファリ・インドネシア」からとべ動物園にやって来た、メスのボルネオオランウータン「ジェニファー」。日々、元気な姿を見せ、オスの「ハヤト」とのペアリングが期待されています。動物園事業を総括する池田園長(右)は、今回のジェニファーの導入とクラウドファンディングに尽力。オランウータンの担当キーパーである井上依里子さん(左)とともに2頭を見守っています。

「種の保存」「命の大切さ」への支援の輪を愛媛から広げましょう


  ボルネオオランウータンは、生息地の環境破壊などにより絶滅の危機に瀕しています。国内の動物園でも飼育数は11施設27頭(2026年3月末現在)と少なく、このままでは日本の動物園で見られなくなるかもしれません。そこで愛媛県はインドネシア政府と連携し、「国際共同繁殖プロジェクト」をスタート。昨年12月、メスの「ジェニファー」をとべ動物園に迎え入れました。この取組みは、共同繁殖による種の保存を目的としたもの。現在、オスのハヤトとジェニファーは、お互いの姿を感じ取れる距離で生活しており、ハヤトはジェニファーが気になる様子ですが、ジェニファーは冷静にハヤトを観察しているようです。
 ジェニファー達の生活環境を整え、将来的な繁殖につなげるため、クラウドファンディングを立ち上げました。単なる資金調達ではなく、種の保存や命の大切さ、動物たちが直面する環境問題について考えていただく機会になればと考えています。動物園は楽しむ場であり、学びの場でもあります。楽しく学ぶためのヒントをたくさん用意していますので、少し目線を変えて動物園に遊びに来てください。




  • 問い合わせ:県立とべ動物園
  • 電話:089-962-6000


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