本文
産業技術専門校に関するQ&A
Q1 産業技術専門校とは?
高等学校等を卒業された方、離職して再就職を希望する方などを対象に、就職のために必要な専門的な知識や技能を身につける職業訓練を実施する県立の職業能力開発施設です。
各産業技術専門校で実施する施設内訓練のほか、県が民間教育訓練機関に委託して実施している短期間の委託訓練や、企業で働く在職者のスキルアップを図る訓練も実施しています。
Q2 受講の対象者は?
課程 |
対象者 |
対象訓練科 |
---|---|---|
普通課程 |
原則として、高卒等の若年者 |
|
短期課程 |
原則として、再就職を目指す離職者 |
なお、産業技術専門校が実施するもののほか、民間教育訓練機関に委託して実施する訓練コースもあります。 |
Q3 訓練生活はどんな感じ?
平日の朝9時頃から午後4時頃まで1日7時限程度の授業があります。
夏休み、冬休み、春休みもあり、また運動会、球技大会、訓練まつりなどの様々なイベントがあります。
各校によって異なります。
Q4 寮はありますか?
新居浜産業技術専門校については、遠方からの受講生のために寮を完備しています。(設備の都合上、男性のみ入寮可能)
寄宿舎費(光熱水費の実費相当額)が必要です。
Q5 就職のためのフォローは?
各校においてハローワークとの連携などにより、求人情報を収集し、随時訓練生に情報提供します。
また、訓練生の求職情報についても各企業に資料を配布するなど、情報発信も行います。
訓練終盤においては就職活動を優先し、就職相談、面接指導なども行い、就職をバックアップします。
Q6 授業中の事故やけがが心配・・・
授業は安全を心掛けて行っていますが、万が一訓練中や登下校中に事故にあった場合は、訓練生災害見舞金制度により治療費等について見舞金が支給されます。
また、保険料が低額な専用の職業訓練生総合保険(任意保険)もあります。
任意保険については、加入を義務付けている訓練科があります。
Q7 入校するにはどうすればよいですか?
募集案内等で詳しい時期をご確認いただき、所定の応募書類に必要事項を記載して、最寄りのハローワークか産業技術専門校に提出の上、受験してください。
Q8 授業料やその他必要となる費用は?
普通課程の入校志願者・入校者は入校選考料2,200円、授業料月額9,900円が必要です。(金額は改定になる場合があります。また、減免制度もあります。)
短期課程、障がい者訓練の入校志願者・入校者については必要ありません。
作業着、教科書、工具等についても自己負担が必要です。
詳細は、入校に要する費用をご覧ください。
Q9 訓練中の経済的な支援は?
雇用保険受給者資格の方が、ハローワーク所長の指示により職業訓練を受講する場合、受講期間中は引き続き雇用保険による失業給付が受けられます。
詳しくは、お近くの公共職業安定所にお問い合わせください。
また、雇用保険の受給資格者でない方で、一定の要件を満たした方は、職業訓練受講給付金の支給が受けられます。
詳しくは、厚生労働省のホームページ<外部リンク>をご覧ください。
Q10 産業技術専門校は専門学校ですか?卒業すると学歴は得られますか?
学歴は、「学校教育法」を基に設置される学校を卒業しなければ得られませんが、産業技術専門校は「職業能力開発促進法」を基に設置される「公共職業能力開発施設」といい、学歴は得られません。
しかしながら、普通課程の場合は、修了前に実施される試験(技能照査といいます)に合格すれば「技能士補」という称号が得られます。
また、資格の取得をバックアップしている科もあります。詳しくは入校ガイドをご覧ください。