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認知症を知る・学ぶ:認知症って何?
認知症とは
認知症は、さまざまな病気が原因となり、アルツハイマー病や脳血管障害といった頭蓋内の病気だけでなく、脳腫瘍やビタミン不足といった身体面での病気が原因となる場合もあり、脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活が送れなくなった状態とされています。
このように、認知症はさまざまな病気が原因となっての症状であるため、適切な治療を受ければ症状が改善する場合もあり、認知症の疾患全体の約1割が治療可能な認知症と言われています。
このため、認知症を早期に発見し、適切な治療につなげることが大切です。
このページでは、認知症高齢者の行動障害の背景にあるものを正しく理解し、認知症高齢者が人としての誇りを持って、住み慣れた家庭・地域社会の中で、安心して暮らすことができるためのケアについて考えてみましょう。
このようなことがあれば、認知症かも
- 物の名前が出てこなくなった
- 同じことを何度も言ったり、聞いたりする
- 置き忘れや、しまい忘れが目立ってきた
- ガス栓、水道の蛇口などの閉め忘れが目立ってきた
- 慣れている道なのに、迷った
- 財布を盗まれたと言って騒いだ
- 夜中に突然起きて騒いだ
- 今がいつなのか、居る場所がどこなのか分からなくなる
- 簡単な計算ができなくなった
- 以前よりだらしなくなった
- 日課をしなくなった
- 以前はあった関心や興味が失われた
アルツハイマー病・脳血管障害による認知症
アルツハイマー病
ドイツのアルツハイマーという医師が1907年に女性の進行性痴呆症患者を報告したことに由来している。脳が次第に萎縮していき、知能や身体の機能も衰え、最後は死に到る恐れがある病気。
脳血管障害による認知症
脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、その部分の脳の働きが悪くなったことが原因での認知症。脳梗塞の多発によるものが大部分(70~80%)を占めている。
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