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認知症を知る・学ぶ:お金の支払い
これは「遂行機能障害」です
遂行機能(実行機能)とは、物事を理論的に考えたり、自分の置かれた状況を的確に判断して行動に移したりする思考・判断力のことです。
認知症が進行すると、この遂行機能が低下し、日常生活の様々な場面で物事を段取よく行うといったことなどができなくなります。
簡単な家事ができなくなるほか、銀行のATMも使えなくなり、これまで行っていた趣味や日課などもできなくなります。
対応としては、本人は混乱の中にいますので、ゆっくりと状況などを説明し、できるようにそれとなく手助けし、自信を持ってもらうようにしてあげてください。
中核症状と周辺症状
認知症の症状は中心となる症状(中核症状)と、それに伴って起こる周辺の症状(周辺症状)に分けられます。
「中核症状」は、認知症の本質的な症状で、時間や場所、人の顔などが分からなくなる見当識障害、記憶力、判断力の低下などがあります。
「周辺症状」は、中核症状に伴い現れるもので、さまざまな症状があり、また、人によっても出現に差があり、無気力、無関心といった陰性症状、暴力、暴言、徘徊、過食、不眠といった陽性症状とがあります。
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登場人物紹介
タヌジジ(認知症高齢者)
カワウソママ(介護者)
ミカンちゃん(子供役)
ポン太さん(近所に住む認知症高齢者)
コマドリくん(解説者)
このページに関するお問い合わせ先
長寿介護課 介護予防係
〒790-8570 松山市一番町4-4-2
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