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愛顔のえひめ特設ページ

ページID:0004417 更新日:2022年6月16日 印刷ページ表示

養鶏研究所は、どんなところ

鶏舎配置

西条市(旧東予市)ある当研究所は、ヒナから成鶏まで約1万羽の家禽を飼育しています。

ここでは、養鶏農家の経営安定と安全安心な鶏卵肉生産のための試験研究に取り組んでいます。

また、研究成果や新技術等を普及するために、農家指導にも取り組んでいます。

媛っこ地鶏とは

媛っこ地鶏

平成14年に開発された媛っこ地鶏は、現在県内18市町で約6万羽が生産されています。

全国でも珍しい4種類の鶏を使う四元交配により、適度な歯ごたえと脂ののりが自慢の地鶏です。

県内の居酒屋や料飲店を中心に出荷されていますが、首都圏等の県外でも高い評価を得ています。

スーパー等で見かけることは少ないですが、外食される際は、媛っこ地鶏が食べられるお店を探してみてください。

媛っこ地鶏の詳しい紹介は、「えひめ愛フード推進機構<外部リンク>」をご覧ください。

今後も、より良いお肉を提供できるよう、生産農家とともに努めていきます。

採卵鶏の試験研究

鶏ふん排せつ量削減技術開発試験(平成31年~令和3年)

採卵鶏農家で処理された鶏ふん堆肥は、主に地域内の耕種農家が利用していますが、農閑期には余剰傾向となっています。

さらに、耕種農家の高齢化に伴い鶏ふん堆肥の利用率が低下しており、養鶏農家では鶏ふんの滞留が新たな問題となっています。鶏ふんが滞留すると、適正な鶏ふん処理に支障をきたし、余分なコストや手間がかかるだけでなく、悪臭や衛生害虫の発生など環境問題の要因となる恐れがあります。

このような状況から、県内の採卵鶏農家からは、鶏ふんの効率的な堆肥化技術だけでなく、鶏ふんの発生量そのものを削減する技術開発が望まれています。

そこで、採卵鶏の鶏ふん排せつ量の削減技術を開発し、鶏ふん処理の負担軽減及びコスト削減を図ります。

鶏飼料給与最適化試験(平成30年~令和2年)

近年、配合飼料価格の高止まりにより、養鶏農家では厳しい経営を余儀なくされています。

採卵鶏では、夏季の飼料摂取量の低下や冬季の飼料の過剰摂取などにより生産性が低下しており、現状では、高栄養飼料(高タンパク、高エネルギー)を給与していますが、逆に生産性を低下させる場合があるなど有効な手段となっていない場合があります。

そこで、採卵鶏に栄養価の異なる飼料を給与し、鶏種、季節や産卵ステージ毎に最適な栄養価を究明することで、県内採卵鶏農家の収益性向上及び経営の安定を図るります。

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