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西の土居A地区は、新居浜市西の土居町に位置する急傾斜地で、保全対象として人家および要配慮者施設を有しています。斜面の勾配は30°~39°ときつく、表層には不安定な崩積土が堆積しており、今後の集中豪雨等による斜面崩壊の際には、甚大な人的被害が発生する恐れが非常に高く、早急な対策が必要とされています。
これらの状況を踏まえ、愛媛県では、急傾斜地崩壊対策を実施することにより、土砂災害を未然に防止することとしています。
人家 | 12戸 |
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要配慮者施設 | 2施設 |
西の土居A地区では、西側斜面(図面左側の第1期指定)と東側斜面(図面右側の第2期指定)に分けて急傾斜地崩壊危険区域に指定し、西側斜面から対策工事を進めていきます。がけ崩れを防止したり、がけ崩れがあった場合に崩壊した土砂を受け止めたりするための急傾斜地崩壊防止施設(コンクリート擁壁や落石防護柵、法枠など)を整備することとしています。(詳細検討中)