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「大洲・八幡浜自動車道」は、四国の西の玄関口である八西地域(愛媛県八幡浜市、伊方町)と大洲市を結び、四国8の字ネットワークに接続する自動車専用の高規格道路です。
本自動車道は、愛媛県に3つある高規格道路のミッシングリンクの一つで、平成9年度から、名坂道路(平成25年3月開通)、八幡浜道路(令和5年3月開通)、夜昼道路、大洲西道路の4つの工区に分けて整備を進めています。
「大洲・八幡浜自動車道」は、地域産業の活性化・観光の振興など地方創生を支援する道として早期整備が望まれています。
また、大規模災害時の緊急輸送や広域避難のほか、広域救急医療体制における緊急搬送にも資するなど、「命の道」の確保につながると大きく期待されています。
フェリー航路を介して九州と四国、そして本州をつなぐ「新たな国土軸」の一翼を担うとともに、
地域経済の活性化を支える「地方創成の道」、大規模災害発生時の「命の道」として、
持続可能な国土・地域づくりに欠かすことのできないきわめて重要な道路です。
平成30年7月豪雨による山陽道通行止めの際にも、四国を経由した広域ネットワークが機能しました。
災害時、九州~四国間のフェリー輸送台数は、通常時と比較し約1.4倍になりました
大洲・八幡浜自動車道 <外部リンク>