管内農業の概要

管内の概要

　南予地方局管内は、愛媛県の西南部に位置し、宇和島市（旧宇和島市、旧吉田町、旧三間町、旧津島町）、北宇和郡松野町、鬼北町（旧広見町、旧日吉村）並びに南宇和郡愛南町（旧内海村、旧御荘町、旧城辺町、旧一本松町、旧西海町）の1市3町からなっています。

　管内の西側（宇和島市のうち旧宇和島市、旧吉田町、旧津島町及び愛南町）は宇和海に面し、黒潮の影響により温暖な気候となっており、リアス海岸の続く沿岸部の傾斜園地ではかんきつ類が栽培され、特に、温州みかん・ポンカン・河内晩柑は全国でも有数の産地となっています。

　また、内陸部となる東側（宇和島市のうち旧三間町、松野町及び鬼北町）は山々に囲まれた盆地となっているため寒暖の差が激しく、厳寒期には積雪も見られます。清流四万十川の支流である広見川や三間川、目黒川など水資源に恵まれ、水稲や野菜の生産が盛んであり、傾斜地ではくり、ゆず、もも等も栽培されています。

　耕地面積は約7,200ヘクタール（県全体の約16％）で、水田が約2,800ヘクタール（同約13％）、畑が約4,400ヘクタール（同約19％）となっています。

管内市町別農家戸数

※「2020農林業センサス」より/認定農業者数は県農政課調べR5年3月末現在