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伊方発電所の異常通報連絡(令和6年10月分)及び異常の原因と対策について

ページID:0092655 更新日:2024年11月11日 印刷ページ表示

異常時通報連絡の公表文(様式1-2)

伊方発電所から通報連絡のあった異常について(令和6年10月分)

令和6年11月11日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352

1_令和6年10月に、安全協定に基づき四国電力株式会社から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。

通報連絡の概要
県の公表区分
A
異常事項

炉内核計装装置の不具合に伴う原子炉停止(3号機)<外部リンク>

発生年月日
令和6年10月2日
概要

伊方発電所3号機は、定期事業者検査中において原子炉内の燃料の出力分布を測定する検査をしていたところ、炉内核計装装置が不調であったため、保修員が確認し、当該装置の詳細点検が必要と判断した。
原子炉内の燃料の出力分布を測定する検査のため、伊方発電所3号機は原子炉出力約8%を維持していたが、炉内計装盤の検出回路の一部に不具合があり、その対応に時間を要する見込みであることから、10月7日14時5分に原子炉を一旦停止する判断をした後、原子炉の停止操作を開始し、10月7日18時59分、原子炉を停止した。
その後の調査の結果、今回の定期事業者検査で取り替えた炉内計装盤の検出回路に使用している高電圧発生基板とその接地回路の構成が適切でなかったことを確認した。
このため、検出回路の信号を正常に測定するために、当該接地回路の改修を実施し、炉内核計装装置による原子炉内の燃料の出力分布の測定方法を変更することとして、10月16日に原子炉を起動し、炉内核計装装置により原子炉内の燃料の出力分布が正常に測定できることを確認した。
今後、詳細を調査する。
本事象による環境への放射能の影響はない。

管理区域該当
国への報告
×
備考
公表済

通報連絡の概要
県の公表区分
C
異常事項

エタノールアミン排水処理装置の電解液ポンプの不具合​(3号機)​<外部リンク>

発生年月日
令和6年10月16日
概要

​​伊方発電所3号機は定期事業者検査中のところ、エタノールアミン排水処理装置の電解液ポンプAが自動停止したことから、当該ポンプのハンドターニングを実施した結果、保修員が当該ポンプの分解点検が必要と判断した。
電解液ポンプAの分解点検を実施したところ、モータ軸に固定している駆動ユニットがポンプケーシングと接触した痕があることを確認した。接触した原因は、駆動ユニットとモータ軸を固定するネジが緩み、駆動ユニットの位置がずれたことによるものと推定した。
その後、電解液ポンプAの部品を取り替え、試運転を実施し、運転状態に問題がないことを確認したことから、通常状態に復旧した。
今後、詳細を調査する。
本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。

管理区域該当
国への報告
×
備考
今回公表

​​​2_外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はありませんでした。

原因と対策の報告の公表文

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について

令和6年11月11日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352

今回、四国電力株式会社から、異常の原因と対策の報告はありませんでした。

※​以下5件については、現在、四国電力株式会社において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。

  • 伊方3号機 非常用ガスタービン発電機燃料油貯油槽Aの配管フランジ部からの油漏れ(令和5年7月27日発生)
  • 伊方発電所 雑固体焼却設備の排ガスブロアの不具合(令和6年4月17日発生)
  • 伊方3号機 原子炉補機冷却水冷却器海水出口弁の不具合(令和6年6月24日発生)
  • 伊方3号機 炉内核計装装置の不具合による原子炉停止(令和6年10月2日発生)
  • 伊方3号機 エタノールアミン排水処理装置の電解液ポンプの不具合(令和6年10月16日発生)

AIが質問にお答えします<外部リンク>