本文
伊方発電所の異常時通報連絡(令和7年10月分)及び異常の原因と対策(令和7年7月分)について
異常時通報連絡の公表文(様式1-2)
伊方発電所から通報連絡のあった異常について(令和7年10月分)
令和7年11月10日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352
1_令和7年10月に、安全協定に基づき四国電力株式会社から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
| 県の公表区分 |
|---|
| C |
| 異常事項 |
| 発生年月日 |
| 令和7年10月4日 |
| 概要 |
|
伊方3号機は通常運転中のところ、純水装置建屋にて保修員が再生用水加熱器から再生用水(脱塩水)が漏えいしていることを確認し、漏えい箇所は隔離した。漏えいした水は純水装置建屋外へは漏れ出ていない。 |
| 管理区域該当 |
| 外 |
| 国への報告 |
| × |
| 備考 |
| 今回公表 |
| 県の公表区分 |
|---|
| C |
| 異常事項 |
|
作業員の体調不良(共用)<外部リンク> |
| 発生年月日 |
| 令和7年10月11日 |
| 概要 |
|
伊方発電所のNo.2保修事務所において、協力会社作業員1名が体調不良を訴えた。 |
| 管理区域該当 |
| 外 |
| 国への報告 |
| × |
| 備考 |
| 今回公表 |
| 県の公表区分 |
|---|
| C |
| 異常事項 |
|
作業員の負傷(3号機)<外部リンク> |
| 発生年月日 |
| 令和7年10月17日 |
| 概要 |
|
伊方発電所3号機 原子炉建屋3階において、協力会社作業員1名が負傷した。 |
| 管理区域該当 |
| 外 |
| 国への報告 |
| × |
| 備考 |
| 今回公表 |
| 県の公表区分 |
|---|
| C |
| 異常事項 |
|
作業員の負傷(3号機)<外部リンク> |
| 発生年月日 |
| 令和7年10月22日 |
| 概要 |
|
伊方発電所3号機 タービン建屋2階において、協力会社作業員1名が負傷した。 このため、当該協力会社作業員は社有車にて病院に搬送することとした。 |
| 管理区域該当 |
| 外 |
| 国への報告 |
| × |
| 備考 |
| 今回公表 |
| 県の公表区分 |
|---|
| C |
| 異常事項 |
|
作業員の負傷(3号機)<外部リンク> |
| 発生年月日 |
| 令和7年10月27日 |
| 概要 |
|
伊方発電所3号機 原子炉格納容器1階において、協力会社作業員1名が負傷した。 |
| 管理区域該当 |
| 内 |
| 国への報告 |
| × |
| 備考 |
| 今回公表 |
2_外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はありませんでした。
原因と対策の報告の公表文
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
令和7年11月10日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352
1_四国電力株式会社から、伊方発電所で令和7年7月に発生した1件の設備の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
| 県の公表区分 |
|---|
| C |
| 異常事項 |
| 発生年月日 |
|
令和7年7月30日 |
| 原因 |
|
不具合のあったフランジの材質は炭素鋼であり、塩酸に対して耐薬品性がないため、計7回の塩酸抜取り作業に伴い、当該フランジの腐食及び減肉が徐々に進行した結果、短管が折損したことにより、接続していた仮設ホースが外れ、漏えいに至ったものと推定した。 |
| 対策 |
|
本事象の作業及び類似作業(※)について以下の対策を実施する。
(※)類似作業(3件) |
以下7件については、現在、四国電力株式会社において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
- 伊方3号機 原子炉補機冷却水冷却器海水出口弁の不具合(令和6年6月24日発生)
- 伊方3号機 衛星電話の一部使用不能による運転上の制限の逸脱(令和7年5月21日発生)
- 伊方3号機 海水淡水化装置塩酸注入系統弁からの塩酸漏えい(令和7年6月21日発生)
- 伊方3号機 総合排水処理装置の次亜塩素酸ソーダ貯槽出口配管からの次亜塩素酸ソーダ漏えい(令和7年7月2日発生)
- 伊方1号機 燃料取替用水ライン弁からのほう酸水の漏えい(令和7年7月4日発生)
- 伊方3号機 特定重大事故等対処施設の電源設備の不具合(令和7年7月30日発生)
- 伊方3号機 純水装置再生用水系統の再生用水加熱器からの水漏れ(令和7年10月4日発生)
2_県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。









