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令和6年度幹部職員辞令交付式知事あいさつ
日時:令和6年4月1日(月曜日)10時00分
場所:愛媛県庁本館 正庁
本日から新しい体制のもとに新年度がスタートを切ることになりました。部長、局長、課長、それぞれ全員が、管理職の登竜門である課長試験制度を実力で突破してこの場に立っていると思います。その意味において、皆さんは即戦力として大いに活躍していただけるのではないかと心から期待をしています。当面は、先輩方が大勢退職しており、その代わりに今の体制でカバーしていかなければなりませんから、大変だとは思いますが、1カ月ぐらいでその後の仕事ができる基礎を固めていただきたいと思います。
ご案内のとおり、非常に今世の中の変動要因が激しくなってきています。こうしたことを見越しながら、今年度の当初予算につきましては、初めて昨年策定した総合計画に基づいて編成された予算でございます。そこから肉付けをするのが新しい体制の大きな役割でありますけども、変動要因が激しいということは、昨年やっていたことと同じようなことだけをやっていては、時代の要請に応えられないということでありますから、課長試験の時も申し上げましたけれども、全体像というものを大まかに把握し、それぞれの部署がその中でどのような位置づけになっているのか、何を使命として持っているのか、ユニットの責任者として広い視野、そして情報のキャッチ、こうしたことを常に心掛けてマネジメントに大きな力を発揮していただきたいと思います。
非常に課題が多いなというのを改めて感じました。今一人一人に辞令を出しながら、部課名を読み上げて、ここにはこういう問題があったな、こちらにはこういう問題があるなと、改めて課題の大きさというのを鳥瞰(ちょうかん)図的に感じたところでございます。僕は細かいことはすべて分かっているわけでなく、皆さんにお任せすることが多いと思います。ただ、皆さんは先ほど申し上げましたように、実力で管理職、使命感を持って手を挙げて突破してきた人材ばかりでありますから、十分に期待に応えてくれると確信をしています。そして、さらに今日から新しい職員も仲間入りします。この後、新規採用職員の辞令交付式がありますけども、最初が重要でありますから、人材育成の観点からも、しっかりと指導を心掛けていただきたいと思います。これから1年間この体制で、非常に競争激しい時代でありますけども、難局に我々はチーム力で立ち向かっていきたいと思いますので、皆さんのご奮闘ご活躍を心から期待申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。
共に頑張りましょう。