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国道56号松山外環状道路空港線(余戸南IC~東垣生IC)開通式知事あいさつ

ページID:0061197 更新日:2024年3月6日 印刷ページ表示

日時:令和6年2月24日(土曜日)9時00分

場所:愛媛県トラック協会

 

 本日、松山外環状道路空港線、余戸南ICから東垣生ICまでの間が完成の運びとなりましたことを、本当に心からうれしく思っております。すべての関わられた皆さんに対しまして、愛媛県を代表して、心からお礼を申し上げます。

 ふと思い出すのは、この外環状道路ができる前の松山は、環状線が1本でありましたから、慢性的な市内の交通渋滞が発生しており、外環状ができることによって、A地点からB地点への移動に何十倍ものルートが生まれ、渋滞解消につながるだろうと言われていました。この実現に向けた時代の大きなうねりを作っていただいたのは、前加戸守行知事でございます。

 国体を誘致するというような段階であったと記憶しておりますけれども、全国から人を呼ぶにあたっては、全県への移動手段の確保、特に玄関である空港から東予や南予へ移動する高速道路との連携、これが必要なんだということを盛んに語っていただいたことを思い起こします。

 その流れを受けまして、加戸前知事が先頭に立って、そして県選出の国会議員の皆さんのサポート、そして何よりも地元の地権者の皆さんや、地域の皆さんのご協力、こうしたことが相まって、事業が動き始めることになりました。その強い思いを国土交通省がしっかりと受け止めていただいたこと、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。

 今回の完成によりまして、空港からの56号までの時間短縮、物流への影響、いろんなことが具現化されていくと思います。まだ残りの空港線の残った部分、またインター東線、そしてその先には空港から196号までの、これはまた息の長い話になると思いますけれども、未完成区間がまだまだ残っております。こうしたことをしっかりと実現していくために、国、県、市、しっかりと連携しながら事業を進めていきたいと思いますので、関係者の皆さんのご協力、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 松山空港は、今春、新しくスポットと国際ターミナルが完成する予定です。そして3月からは、釜山線、ソウル線に加えまして、台北線も復活する予定になっておりますので、大いに生かしていきたいと思います。観光へのアクセス、東中南予へのアクセス、また災害時の対応にも大きく寄与すると思います。今後とも、国土交通省の事業展開、我々もしっかりと対応してまいりますので、円滑な事業の推進を心からお願い申し上げましてあいさつといたします。

 どうもありがとうございました。


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