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知事に寄せられた提言(5年7月)

ページID:0015181 更新日:2023年8月10日 印刷ページ表示

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令和5年7月の主な提言

  1. 西条市内県道141号線柳の維持管理等について
  2. モルックによる地域活性化を目的にした地元県立高校との連携について

1 西条市内県道141号線柳の維持管理等について

提言

 西条市内の県道141号線に植栽されている柳の維持管理が出来ておらず危険です。この県道の柳の枝が、歩道と車道に低く垂れさがり、歩道が通行しにくいため、車道に迂回しなければならず危険です。また、夜間など枝がはっきり見えない為、接触してケガをする可能性があります。道路の巡回や維持管理ができていません。早急に現場を確認して、垂れさがっている枝を剪定して下さい。
 今までに、道路の損傷等について通報した事がありましたが、今回の様なフォームでしか依頼が出来ず、『たぶん、この場所の損傷だと思い補修しました』との回答で、今回は該当部分の補修が出来ましたが、このフォームでは、明確に現場担当者に伝達でき難いと思われます。こちらからは、補修しなければならない場所、現状写真、現状の状態、通報者の名前、住所、連絡先が連絡できる通報システムが、愛媛県にも必要です。通報手段として、西条市では、パソコンやスマートフォンからでも通報できる『道路・公園等異常通報』システムがあります。参考にして、愛媛県でも、この様に通報ができる様にして下さい。

回答

 剪定を委託していますが、道路パトロールにおいて通行に支障をきたしていることが確認されていましたので、6月19日から22日に直営作業により剪定を実施しました。今後も、定期的なパトロールや道路利用者からの報告により、通行に支障をきたす箇所については適切に対応してまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
 なお、道路異常の通報システムについては、県では、利用者から寄せられる情報をワンストップで受付・対応する仕組みとして、国と四国4県等が連携して「道の相談室」ホームページによる通報や、24時間対応の「道路緊急ダイヤル(#9910)」を設置しており、これらに寄せられた電話やメールなどを活用して迅速に道路の修繕等を実施しています。
 引き続き、国と四国4県等が連携して通報環境の改善に努めて、県民との協働による道路の安全性の向上やきめ細かな管理を目指して参ります。

2 モルックによる地域活性化を目的にした地元県立高校との連携について

提言

 現在フィンランド生まれのスポーツ、モルックを広めることによって久万高原町を活性化させようと思い立ち、モルックチームを立ち上げて活動しております。モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なkyykkaというゲームを元に開発されたスポーツです。地面に立て並べられた複数の木のピンをめがけて、モルックという木の棒を投げ、獲得した点数を競うスポーツです。モルックは幸福度ランキング世界一位のフィンランドで生まれたラブアンドピースなスポーツです。とても簡単なルールで老若男女、障がい者でも楽しめるスポーツで、高齢化が進む久万高原町でも楽しめる最適なスポーツレクリエーションです。久万高原町とフィンランドは林業地ということでも共通点がありますし、スローライフ、バリアフリーで楽しめるスポーツであるモルックは久万高原町にぴったりです。また、モルックに使う道具は木製で、林業のまち久万高原町でこそ普及されるべきスポーツです。将来的には久万高原町産のモルックを生産することも目標にできます。また、モルック普及により、運動場の利用、廃校施設、遊休施設の活用で地域活性、地域住民の交流が図らます。モルック大会を行うことでスポーツツーリズムとして、商店街、観光施設に経済を回す仕組みを導入することも可能と考えています。単なるスポーツ、モルック大会に留まらす参加者が楽しいのはもとより、地域や企業に意味と価値をもたらす視点で地域活性化にもつながります。
 久万高原町をモルックの聖地に!という目標を掲げ、その一助を森林環境科のある上浮穴高校に担って頂きたく先日モルックについて、上浮穴高校で教職員の方に相談させていただきました。木材加工の機械が揃っている上浮穴高校だったら、木製のモルックの用具を製作することは容易いのではないかと考えました。そして、今後久万高原町で開催するモルック大会では、久万高原町産の間伐材で製作されたモルックの用具を使うことが、久万高原町の活性化につながると考えました。そして、地域に根付いた県立高校としての上浮穴高校の存在意義も広く町民にアピールできるのではないかと考えております。上浮穴高校の教諭から、伺ったお話によると結論から言うと、上浮穴高校でモルックを製作することは難しいということです。絶対的に販売は出来ません。では、販売はせずとも、地元上浮穴高校の生徒が作ったモルックを使って、久万高原町活性化のためにみんなでモルックをしてますというのはダメですか?と言うと、木材加工の機械が県の所有物でそれを動かす電気代、原材料費、機械のメンテナンス費用など様々な問題があって、それも出来ないそうです。今後、久万高原町で行われるモルック大会で上浮穴高校の生徒が作ったモルックを使用することも同様の理由で製造は難しそうです。地域活性化のために地元県立高校の生徒が学校にある機械を使って、活動することは認められないのでしょうか?大金を稼ぐとは言いませんが、自らの製作物の収益を自らの地域活動の資金として利用することはできないのでしょうか?上浮穴高校には、既に私たち山と森とモルックのチームメイトとして大会に出たり、活動を手伝ってくれている生徒もおります。どうにか良い方法はないものでしょうか?地域に根付いた県立学校のあり方、活動のあり方について、ご一考頂きたくお願い頂きたくよろしくお願いいたします。

回答

 県立高等学校を所管する県教育委員会に確認しましたところ、
「県立上浮穴高等学校森林環境科では、森林資源を活用する学習を行っており、林産業の概要や木材・特用林産物の加工と利用に関する課題を発見し、地域の林産業の実態や林産物利用が果たす社会的な意義と役割等を学習しています。地域資源を利用した木材家具や木工製品を自ら設計・製材・組立をしておりますが、今のところモルックの規格に準じた用具を製作するために必要な木工機械のオプション部品を備えておりません。また、学校では教育課程に基づき計画的に加工実習を実施しており、モルックの製作を取り入れることは、カリキュラムへの上乗せとなるため、費用等のみならず生徒及び教員の負担増となることに加えて、正規品を真似て製作・販売することは、知的財産権を尊重する観点から、疑問が生じます。これらの諸事情を総合的に勘案して、現状では対応できない旨、回答させていただいたところですので御理解をお願いいたします。なお、同校を含め、県立学校では地域と連携した様々な活動を行っておりますので、どのような連携が可能かについては、直接学校へお問い合わせください。」
とのことでした。


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