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愛顔つなぐえひめ国体における陸上自衛隊の協力に関する協定締結式 知事あいさつ
日時:平成29年6月30日(金曜日) 11時00分
場所:正庁
愛顔つなぐえひめ国体における陸上自衛隊第14旅団の協力に関する協定の締結に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
陸上自衛隊第14旅団の皆様方におかれましては、四国4県の防衛、警備はもとより、災害時の救命救護、復旧活動などを担われ、我が国の平和と安全、そして住民の生命と財産を守るため、日々重要な任務に精励されており、心から敬意と感謝の意を表したいと思います。また、昨年国と合同で開催しました原子力防災訓練におきましては、皆様方のご支援により、住民の避難・誘導、除染など、万一に備えた実動訓練を滞りなく行うことができましたことを、併せてお礼申し上げたいと思います。
いよいよえひめ国体まで3カ月となりました。「オール愛媛」による本番に向けた各種準備は、着々と進んでおります。とりわけ、悲願である天皇杯・皇后杯の獲得を目指して、関係団体と緊密な連携を図りながら、競技力強化の総仕上げに取り組んでいる段階を迎えております。本県選手の皆さんも、この夏が仕上げの時と、レベルアップに汗を流しているものと思いますが、選手が大会で持てる力を発揮するためには、何より安心して競技に集中できる万全の運営体制の構築が不可欠であります。
先ほどお話がありましたように、ボート、自転車、銃剣道、ライフル射撃、馬術、この5競技において、専門的知識や技能、機材、そして不測の事態等への対応力など、自衛隊の皆様方のご支援をいただきますことは大変心強く、リハーサル大会に引き続いてのご協力に対し、心から感謝を申し上げます。先日も三木市で行われた馬術競技を視察してまいりましたが、運営に自衛隊の皆様が大きく関わっておられ、会場を和やかにする、そんな役割まで担っていただいておりましたことが、大変印象に残っています。
皆様方の頼もしいバックアップを得まして、えひめ国体のスムーズな運営が図られますとともに、本県選手の皆さんには、全力で競技に臨んでいただきまして、輝かしい成績を収められますことを祈念申し上げましてあいさつといたします。どうもありがとうございました。