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平成28年度幹部職員辞令交付式知事あいさつ
日時:平成28年4月1日(金曜日) 11時00分
場所:県庁本館4階 正庁
いよいよ新年度がスタートを切ります。昨年度は多くの先輩方が退職されましたので、メンバーも相当顔ぶれが変わりました。特に課長試験も5年目を迎え、新たに課長となった方々も続々とさらなる重要なポジションに就いていただいていますし、また、地方局から今回は20人以上が本庁に帰ってきて戦力になってくれるものと期待をしているところでございます。知事就任6年目を迎えまして成果主義も徹底してきたように思います。そういう中で、公平に、そしてきっとやっていただけるだろうという期待を込めて、練りに練って考えたのが今回の人事であると、一人一人が受け止めていただけたらというふうに思っております。
そもそものマンパワーが高い県庁でありますから、そこにチームワークが加われば鬼に金棒であると確信をしているところでありまして、また、皆さんが、いい刺激をし合いながら、また、いい協力をし合いながら、愛媛県政の課題に向かってまい進していただくよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。
特に、喫緊の課題としての防災・減災対策や、少子高齢化に伴う人口減少問題、そして地域経済の活性化という県政三つの柱の政策については、一つの局だけ、部だけでは対応できない課題ばかりであります。今まで以上に横の連携というものが重要になってまいりますし、また、市町との関係については、新たなる時代をつくっていくという中で、上下ではなく水平の関係で連携するという意識が、相当浸透し始めているんではなかろうかと思いますので、その総合力をもってすれば、いかなる課題でも乗り越えられると思います。
今回の異動によって、心強いスタッフがそろったと思っており、今後の活躍を非常に楽しみにしているところです。自分自身の部署だけのことではなく、全庁的な課題についても常に問題意識を持つのが、これからの管理職に求められている役割であろうと思いますので、そんな意識を持って取り組んでいただきたいと思っております。
そして今日からですね、大方の部局では新採職員が配置されるんではなかろうかと思います。最初が肝心でありますから、知識の面でもメンタルの面においても生活の面においても、インストラクターが付いていますから細かな指導をしてくれると思っておりますが、それぞれ管理職の立場でもしっかりと育てていくという気持ちを持って向き合っていただきたいと思っています。
それから最近ですね、あいさつができなくなっている職員がちらほら目立ち始めていますので、ちょうどいい年度の切替えのときですから、それぞれの部、そして課単位でもう一度再確認をしていただきたいと思います。
何よりも、課長試験突破組を含め、本当に若々しい管理職の皆さんとともに、新たなチームでまい進してまいりますので、明るく元気に頑張っていきましょう。よろしくお願いします。