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平成27年度退職者感謝状贈呈式知事あいさつ

ページID:0010978 更新日:2016年4月22日 印刷ページ表示

日時:平成28年3月31日(木曜日) 10時30分

場所:県庁本館4階 正庁

 

 

 県庁職員誰しもがこの日を迎えることになるわけでありますけれども、皆さんにとりまして、今日、3月31日が県庁生活最後の日ということになります。

 長きにわたって県に奉職され、県のため、県民のために努力を続け、成果を出し続けてきたことに対して、改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にお疲れさまでございました。

 皆さんが入庁されたのは大体昭和50年代前半だと思いますけれども、以来、白石県政、伊賀県政、加戸県政そして現在と、それぞれ異なるキャラクターを持つ知事のもとで仕事にまい進してきたのではないかと思います。その間、社会も激しく移り変わってきました。入庁した頃は、恐らくまだ高度成長の真っただ中で、右肩上がりの経済という状況の中でどうすればよいのかという問題、そしてその後はバブルの崩壊といった逆に右肩下がりの中での課題、いろんな課題があったと思います。

 また、大きな災害が発生し、その対処に大変ご苦労されたのではないかと思いますが、そうした一つ一つの部署における仕事については、皆さん、恐らくこの日を迎えて、あらためて思い出されているのではないでしょうか。

 特に、私は知事就任6年目になりますけれども、初めて年下の知事ということで大変やりにくかった面もあったかもしれません。しかしながら、本当にチームワークよろしく、しっかりとした仕事をしていただいたこと、知事として、心から感謝を申し上げたいと思います。

 就任直後に、たちまち東日本大震災が発生いたしました。その対応は、もちろん被災地支援というものもありましたけれども、防災・減災対策という各部署全てにまたがる問題について、根本から見つめ直すという大きな仕事をしていただいたところでございます。

 また、スピード感を重視する中で、大変しんどい思いをされたのではなかろうかと思いますが、人事や組織そしてまた庁内のシステムも大幅に変わっていく状況のもと、それぞれ皆さんが、リーダーシップを発揮し、今日につながっていることも間違いありません。

 皆さんの背を見て後輩の県庁職員がしっかりと育ってきております。その皆さんの指導によって成長してきた職員が、これから皆さんのバトンを受けて、次なる時代を切り開いていくことを確信しています。ぜひ皆さんにおかれましては、これまでの知識と経験を、次なる人生の中においても存分に生かされますとともに、今後はOBの立場から、県庁職員そして県にも助力いただきますよう心からお願いいたします。

 明日から、新たな人生をそれぞれが歩まれると思いますけれども、生活のリズムが変わることもあると思いますので、体調管理、健康に十分気をつけられまして、皆さん、一層のご活躍をされますことを祈念申し上げまして、お礼のあいさつとさせていただきます。

 本当に、長きにわたり奉職いただき、ありがとうございました。お疲れさまでした。


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