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「瀬戸内しまのわ2014」特別企画市川海老蔵しまなみ歌舞伎公演主催者(知事)あいさつ
日時:平成26年6月7日(土曜日) 17時50分
場所:大山祇神社
ただいま御紹介をいただきました愛媛県知事の中村と申します。
今日は、「瀬戸内しまのわ2014」の特別企画しまなみ歌舞伎に、県内外から大勢の皆様にお越しいただいております。御来県の皆様、ようこそ愛媛県にお越しいただきました。県を代表いたしまして、心から歓迎申し上げます。
この瀬戸内海に広がる島々、無数にありますけれども、広島県と愛媛県を結ぶしまなみ海道で、それぞれの島が結び付いています。それぞれの島は見どころが違いますので、こうしたところを磨き上げて多くの方々に堪能していただこうと、愛媛県と広島県が共同で3月から10月にかけまして「瀬戸内しまのわ2014」というイベントを開催することになりました。
オープニングは3月でありましたけれども、歴史ある嚴島神社で東儀秀樹さんの雅楽を中心とした演奏会で始まりました。そして、期間中は島々で、島民の皆さんが主役となった大小300以上のイベントが10月26日まで繰り広げられることになっています。
最終日の10月26日は、しまなみ海道の車道を自転車に開放するという国内最大級のアマチュアサイクリングイベントを実施する予定でございます。まだ短いコースは空きがありますが、人気の100キロメートルコースは募集開始約70分で全部埋まってしまいました。日本一のサイクルイベントに向けて、これからも「瀬戸内しまのわ2014」は続いてまいります。
そのPRをするために先日、本当に緊張で胸が張り裂けるような場で宣伝をしてまいりました。それは、よしもと新喜劇の舞台です。なんばグランド花月まで行きまして、舞台に上がらせていただきましたけれども、こうした中で特別企画、市川海老蔵さんのしまなみ歌舞伎が開催される運びとなりました。
この大山祇神社の宝物館には、源平ゆかりのもの、そして国宝級の鎧、こうしたものがたくさんございます。源頼朝や義経も戦勝祈願し、いろいろ奉納されておりますし、なんと弁慶の薙刀もこちらにあるということでございます。
また、今年の本屋大賞を受賞した和田竜さんの小説「村上海賊の娘」の舞台でもあり、こうした水軍の武将たちも大山祇神社を崇拝していた歴史があります。
この場所で、市川海老蔵さんが源平ゆかりの演目を演じられるということで、関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。特に、広島銀行、伊予銀行にも協賛をいただきましたし、そして、今日は広島県知事にもお越しいただきましたので、ちょっと紹介させていただきます。広島県の湯崎英彦知事でございます。
今日は皆様の気持ちで天気を最後までもたせたいと思いますので、最後までゆっくりとお楽しみください。本当に御来場いただきましてありがとうございました。