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「サイクリングしまなみ2013」スタートセレモニー主催者(瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリングプレ大会実行委員会会長(知事))あいさつ
日時:平成25年10月20日(日曜日) 7時40分
場所:今治新都市
皆さん、おはようございます。御紹介いただきました愛媛県知事の中村と申します。
今日は、「サイクリングしまなみ2013」に全国各地から、また、海外からも多数御参加をいただきまして、ありがとうございました。御来県を心から歓迎いたします。
3年前から、瀬戸内しまなみ海道が世界のアマチュアサイクリストの聖地となるよう、地元の今治市の菅市長と一緒に、さまざまな取り組みを進めてまいりました。そして、関係者の方々のお力添えをいただき、供用中の高速道路を使用してのサイクリング大会の実施にこぎ着けました。
今回の大会は、3千人規模で開催しますけれども、5日間で満杯になるという大変多くの皆さんの期待をいただいているところでございます。
しまなみ海道は、つり橋あり、アーチ橋あり、斜張橋あり、そして、高さ80メートルから見下ろす来島海峡の風景は絶景です。また、今治市は造船と海運の町であり、タンカーや貨物船が行き来するその光景を見ながら、そうした世界にも思いをはせてみてください。さらに、ここは源平合戦以来、水軍が活躍した歴史が刻まれています。海や島々の風景を見ながら歴史にも、思いをはせていただけたらと存じます。
今回は決して速さを競うレースではありません。楽しく、このしまなみの魅力を体感していただくことが目的です。自転車は単なる移動手段ではなく、我々に健康と生きがいと友情をプレゼントしてくれるもの。これが「自転車新文化」でございます。この新文化を愛媛の地から、しまなみ海道から、全国にどんどん情報発信していきたいと思います。
この大会をぜひとも成功裏に収め、来年は1万人規模を目指して本大会の準備に入っていきたいと考えています。今日は雨が降っていますから、皆さん、十分に気を付けて楽しんでください。ありがとうございました。