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「えひめ販売戦略説明会&畜産品商談会」えひめ愛フード推進機構会長(知事)あいさつ

ページID:0010941 更新日:2013年7月12日 印刷ページ表示

日時:平成25年7月3日(水曜日) 13時00分

場所:松山全日空ホテル

 

    

 本日は、「えひめ販売戦略説明会」と「畜産品商談会」の御案内をいたしましたところ、大勢の皆さんにお集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。

 こうした畜産にしぼった商談会は、愛媛県にとりましては初めての試みとなります。また今回は、愛媛甘とろ豚をはじめ、県産農産品のPRに、これまでもお力添えをいただいておりますサントリービア&スピリッツの皆さんとの共同開催という運びになりました。こうしたコラボレーションができたことについても、あわせて感謝を申し上げます。

 愛媛県は、中四国では豚肉の生産量がダントツ1位の生産量を誇っております。その他にも鶏、牛、また鶏卵などをバランス良く生産をしておりますし、また6次産業化が求められている中で、いち早くチーズやハム、プリンといった加工品の製造・販売に携わっている方も多く存在しているところでございます。

 愛媛といえばかんきつや魚が有名でありますけれども、こうした畜産品の素晴らしさも大いにPRしていこうということで、今回に至ったわけでありますが、2年前から愛媛県が販売、営業に強く関わっていこうという基本的な方針を打ち立てました。自分自身が元商社マンでありますので、ビジネスというものを職員と共有しながら、どの部分に県庁として戦略を描けるか、こうした議論を積み重ねて、昨年の4月に営業本部という組織を立ち上げました。

 この営業本部は、東京と大阪の事務所ともタイアップをし、そして、今年度からは東アジア・東南アジア地域のマーケットを視野に入れ、シンガポールと台北に駐在員を置いて大々的な営業サポートを行っていくという方針で動いているところでございます。

 さて、この畜産品でありますけれども、代表的なものとしては、最近非常に評判が良くて生産が追いつかないうれしい悲鳴を上げている愛媛甘とろ豚があります。この豚は県内産の穀物で育て上げ、しかも、オレイン酸が豊富で、口溶けの良い脂身でおいしく食べられることが売りです。特に、しゃぶしゃぶにしたらそのうまみは際立ちまして、県外でも大変好評を博しているところであります。

 また、鶏の代表的なブランドとしては、媛っこ地鶏ということになりますけれども、こちらは去年、全国のテレビ番組で日本一の味を出している地鶏という紹介を受けてから、全国的な注文が殺到している状況でございます。

 となるとあとは牛だということで、牛につきましては最近の消費者の嗜好がさしから赤身へと変わっていく中で、新しい試みとして、黒毛和牛を使った赤身とうまみのある牛肉を今開発中で、大体あと2年後くらいに市場に出せるというようなところです。

 こうした素晴らしいものをどう売っていけばいいのか。愛媛の畜産農家の皆さん、食品加工業の皆さん、いいものをしっかりと作り上げていただいているのですが、なかなか販売の方が手薄だということで、営業を県がサポートしようと、今回県職員が一軒一軒畜産農家の皆さんを訪問して趣旨を説明し、賛同していただいた方に集まっていただいております。一方で、サントリービア&スピリッツでは、それを購入する気持ちがある飲食店の皆さんに声を掛けていただくと、それぞれが役割分担してマッチングを行うというのが今回初めての開催となったこの商談会です。

 ぜひこの機会に愛媛県の安全で安心、そして品質の高い素晴らしい畜産物、加工品の魅力をしっかり味わっていただきまして、ビジネスにつながりますよう心からお願いを申し上げまして、開会に当たってのあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。


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