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第8回愛媛県障害者スポーツ大会大会長(知事)あいさつ

ページID:0010938 更新日:2013年6月4日 印刷ページ表示

日時:平成25年5月26日(日曜日) 9時30分

場所:愛媛県総合運動公園

 

  

 本日、県内各地から、過去最多となります約1,800人の選手をはじめ、役員やボランティア、介助者、御家族の方々など、総勢4,200人もの皆さんに御参加をいただき、また、7月には、新たに水泳競技も加わりまして、第8回愛媛県障害者スポーツ大会が盛大に開催できますことを、大変うれしく思っています。

 本大会は、障害のある方々がスポーツの楽しさを体験して、また、自らの目標に向かい、チャレンジし続けることによって、新たな可能性を発見するとともに、障害のある方々に対する県民の理解を深め、社会参加の推進を図ることを目的としている、県内最大の障害者スポーツの祭典です。

 選手の皆さんには、日頃、積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮して、さわやかな汗を流していただき、選手同士はもとより、ボランティアの方々などとの交流もぜひ深めていただき、スポーツの楽しさや感動を分かち合って、思い出に残る大会にしていただきたいと思います。

 さて、近年の障害者スポーツは、大変レベルも上がってきておりまして、本県の選手も、全国的に、あるいは世界でも活躍される方が出てまいりました。御案内のとおり、昨年、ロンドンでパラリンピックが開催され、本県出身選手であるアーチェリーの永野美穂さん、そして陸上競技の井上聡さんが、見事、堂々の入賞を果たされました。また、第6回ダウン症世界水泳選手権大会では、久米潤さんが、男子4×100mメドレーリレーで3位に入賞をされました。そして、岐阜県で行われた全国障害者スポーツ大会、本県からも27名の選手が参加され、水泳50m自由形で稲田智恵さんが、大会新記録をたたき出し優勝に輝くなど、33個ものメダルを獲得して帰ってこられました。

 今年10月には、「スポーツ祭東京2013」が行われますけれども、本県選手団の御活躍を心から願っています。

 また、平成29年には、本県において、初めて単独で国体が開催され、それに続きまして、全国障害者スポーツ大会が開催されることになっています。この4月には「愛媛県障害者スポーツ協会」も設立されました。今後、障害者スポーツの裾野の拡大と、選手の育成・強化が一層進んでいくことを期待しています。

 「遠くに目標を置いて、近くを見つめながら歩く」好きな言葉です。この全国障害者スポーツ大会、4年後になりますが、ぜひふるさとである愛媛県で、今日お集まりの皆さんが、躍動する姿を楽しみにしています。そのために、遠い目標でありますけれども、日々の練習の積み重ねが大事ですので、これからも皆さんそれぞれが技を磨いてレベルを向上していただきますように期待をしています。

 今日は少し気温が高くなっていますから、絶対に無理をしないように、楽しい一日にしてください。皆さんの健闘を祈りまして、挨拶とさせていただきます。がんばってください。


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