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平成25年度幹部職員辞令交付式知事あいさつ
日時:平成25年4月1日(月曜日) 11時00分
場所:県庁本館4階 正庁
いよいよ新年度がスタートいたします。これまでの職場でもいかんなく力を発揮していただきましたけれども、ここに集いし課長さんたち、あるいは局長さん、部長さん、まさに県庁の幹部でございます。われわれは一丸となってチームで、事に、難題に当たっていくことになります。それぞれの皆さんのポテンシャルは全く心配もしていませんし、本当に高いポテンシャルをこれまでも発揮していただいたと思います。ただ管理職としては、更にその上を目指していただきたい。この時代の変化というものに対応して、決められたことをしっかりやるのも大事ですけれども、プラスアルファが求められているのが今日の状況ではないかと思います。
皆さんの仕事ぶりを拝見しながら、複数の人間で「ああでもない、こうでもない」いろいろと皆さんの適材適所を考えながら、今回、考えられる最強の布陣を敷いたつもりでありますので、ぜひ皆さん、いかんなく能力を発揮していただけたらと思います。
仕事はチームで行っていきますが、時には、難題に直面することもあろうかと思いますけれども、決して抱え込むことのないよう、みんなでそれを乗り切っていくというのが自分の考えでございますので、連絡体制を密にしていただきまして、チームで事に当たる意識は常に持ち続けていただきたいと思います。
また、自分自身も足りないところもたくさんありますので、いろんなアイディアの提供から、誤りを修正することも含めて、どんどん意見を言っていただけたらと思います。ただ何よりも、就任当初に申し上げたように、仕事は楽しくやらなければ、いい結果がついてこないと自分自身は思っていますので、時折飲んだりもしながら、意思疎通を図って、楽しく1年間を過ごしていきたいと思います。
そして、特に新任課長さんは、本当に難関である課長試験を突破して、今日の辞令交付となったわけでありますが、大いに自信を持って、自らの力で管理職の座に届いたということでありますから、そのことを、過信は駄目ですけれども、いい自信を持って、本当に力を発揮していただきたいと思います。
また、今日から新採職員が場所によっては配属されます。最初が肝心でありますから、配属された職員を抱える部署の管理職の皆さんについては、上司を見て新人は育ちますし、先ほど挨拶の中でも、「ともかく挨拶のできない職員は駄目だ」というふうなことを新採職員に対して伝えましたので、彼らの若さは、明るい空気をつくる大きな力になると思いますので、その辺りのしっかりとした指導の方もくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
それでは、この1年間、このメンバーで、ほかの県に絶対負けない、時代を切り開いていくという共通の目的に向かって、全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。