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東都大学野球秋季リーグ開幕戦開会式知事あいさつ
日時:令和5年9月2日(土曜日)8時30分
場所:坊っちゃんスタジアム
ただいまご紹介いただきました、愛媛県知事の中村でございます。
このたびは、樋越理事長をはじめ、東都大学野球連盟関係者の皆さん、また、各大学、選手、関係者の皆さん、ようこそ愛媛県へお越しいただきました。県を代表して、来県を心から歓迎させていただきたいと思います。
日本国内の大学野球、最強の東都大学リーグの試合、ぜひ、愛媛県にということで、その思いを受け止めていただいたこと、心から感謝を申し上げます。
100年以上前に、日本に野球が伝わりました。アメリカから伝わったこの競技、当時は、「何だろうか」というような目で見られることも多かったと思います。その中で、世の中に、「これほど面白いスポーツなし」と言って、選手として、そして新聞記者として、全国に野球の魅力を広めた偉人、正岡子規がこの地で生まれました。
その思いを受けて、かつて愛媛県は、高校野球を中心に、非常に強い実績を残してきました。今でも、夏の甲子園大会では、都道府県別勝率、全国で第3位なのですが、ここ最近はなかなか結果が出ない状況が続いています。
そこで、昨年度までの5年間、「愛・野球博」というイベントを全県下で展開し、野球王国復活を夢見ているところであります。その集大成が、昨年7月にこの場所で行われたプロ野球オールスターゲームでありました。その勢いを保って、今回、大学最強の東都大学リーグ、ぜひぜひこの地で、ということで実現に至ったことを、本当にうれしく思います。
このリーグは、さきほど樋越理事長のお話にもありましたが、今年7月の日米野球で活躍した全日本のメンバー、そして、プロ野球ドラフト会議での指名の可能性を持つ多くのすばらしい選手たちが大勢在籍されています。どの学校が優勝してもおかしくないという、実力伯仲のリーグとも聞いています。ぜひぜひ、野球好きな愛媛ファンのために、皆さんのすばらしいプレーを披露していただけたら幸いでございます。
どうぞ怪我のないように、すばらしい試合をされること、そして、全選手の健闘を祈って、歓迎のあいさつとさせていただきます。
OBの皆さんも、思う存分、母校の応援をしてあげてください。
ありがとうございました。