本文
令和4年度仕事始め式知事あいさつ
日時:令和4年1月4日(火曜日) 11時30分
場所:愛媛県庁本館3階 知事会議室
皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年、昨年だけではないですけども、2年近くコロナ対応に追われる日々が続いています。昨年の年末には、第5波を乗り越えて少し収まっていた感はありましたが、今日、先ほど記者会見いたしましたとおり、昨日新たに3名の陽性確認がありました。人の移動があった年末年始でありますから、これは避けて通れない、第6波は覚悟をして、県民の命を守る最大使命に向き合わなければならないスタートとなります。
また、年末には鳥インフルエンザも発生し、県内では初めての経験でありましたけども、年末年始総出で関係者が現地に入って対応に追われました。そういったときにこそ、県庁のチームワーク、マンパワーが試されるときであろうかと思いますけども、関係職員には、非常に緊張感を持って、使命感を持って対応してもらいました。ただこれは、さらに拡大する可能性がありますので、こちらも引き続き警戒を緩めるわけにはいきません。
そういった非常に緊張感のある年明けのスタートとなりましたけども、今日から本格的に仕事が始まりますが、年末年始も対応に追われていた関係部局があったことも十分にそれぞれの管理職がしっかりと受け止めて、部下の指導も含めて緊張感を持って、スタートを切ってほしいと思います。
特に今申し上げたようなコロナ対応が続いてまいりますけれども、それだけに没頭するわけにいかないのが県の仕事であります。防災・減災対策然り、高齢者対策然り、人口減少対策然り、地域経済の活性化然り、ありとあらゆる部署で、コロナというものを考えながら進めていかなければならない1年となります。そして、コロナによって大きく移り変わっていく社会の変化というものをしっかりと見極めて、その先にある時代に対しての布石を打っていくのも、我々の重要な使命でありますので、そのためには県庁内でのチームワークはもとより、関係機関や県民の皆さんとの連携、とりわけ市町との連携、非常に重要になってまいりますので、これまで培ってきた土台がありますから、それらを大いに生かして、変化の激しい時代に挑戦していく気概を持ってスタートを切りたいと思います。
ご苦労をお掛けしますけれども、皆さんの仕事ぶり、私も10年余りご一緒させていただきまして、非常にポテンシャルが高いということは、つくづく感じてます。その力をもってすれば、いかなる困難も乗り越えていくことができると確信していますので、本年もどうぞよろしくお願いします。頑張りましょう。