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松山-台北線就航記念式典知事あいさつ
日時:令和元年7月18日(木曜日)13時00分
場所:松山空港2階国際線出発ロビー
いよいよ今日から、松山と台北を結ぶ定期便が就航されることとなりました。
今日は、エバー航空の孫社長さんはじめ、台湾交通部の皆さん、外交部の皆さんのほか、これまで交流をしてきた大勢の方々にも来ていただきました。全ての皆さんに、歓迎と同時に心から感謝を申し上げたいと思います。
ここに至るまで、20年の月日がかかりました。初めて台湾にプライベートで行ったときに、「松山空港」という名前を見つけました。松山市長時代に、松山空港発松山空港行きという定期便、チャーター便を飛ばしたら、これはユニークだなあということから、全てが始まりました。
しかし、その実現はハードルが高く、実際にチャーター便が飛ぶまでには10年以上の月日がかかりました。そしてまた、この定期便就航まで、さらに6年近い月日が流れます。しかしその間、台湾の皆さんとの交流というのはどんどんどんどん積み重ねられていきました。都市間交流、学校間交流、自転車の交流、そして温泉の交流、鉄道の交流、さまざまなチャンネルでつながりが強くなってきています。
ターニングポイントは一昨年でありました。日台観光サミットが開催され、大勢の台湾の皆さんを愛媛県にお招きすることができました。そのときに、エバー航空の李副社長さんも来られまして、ここが最大のチャンスだとばかりに、愛媛ファンになっていただくべく、精いっぱいの努力をさせていただきました。おそらく李副社長は大の愛媛ファンになっているはずであります。そして今日、孫社長さんが初愛媛でありますけども、今日を皮切りに、大の愛媛ファンになるはずであります。
今日は、一便で飛んでいただける愛媛の方もたくさんいらっしゃいますが、この路線が息の長い路線として、多くの方々に愛されるよう、愛媛県としても、そして松山市や今治市、その他の市町とも連携しながらしっかりとサポートしていきたいと思います。
最後に、本当に20年の万感の思いを込めて、謝謝(シェイシェイ)!