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野生いのしし経口ワクチン散布について
野生イノシシへの豚熱経口ワクチン散布開始について
国内の養豚場では、これまでに23都県 96事例(令和7年2月21日時点)が確認され、殺処分頭数は40万頭を超えています。本県では、令和6年11月に養豚場での発生が確認されたことから、地域を拡大して経口ワクチンを散布しています。
散布計画(2024年後期(散布地域の追加:太字))
- 時期:令和6年10月下旬から令和7年3月下旬(天候等の理由により前後する可能性があります)
- 散布地域:9市2町(島しょ部を含む)の山林地域 69 地点(四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、上島町、松山市、久万高原町、八幡浜市、大洲市、西予市、宇和島市) に、 2,740個( 20 個 /地点 /回)を散布予定。
- 散布指示:県家畜保健衛生所
- 実施者:(一社)愛媛県猟友会の各支部(支部名:宇摩、東新、西条、島部、松山、上浮穴、八幡浜、大洲、東部、宇和島)及び民間団体
散布方法及び個数
- 散布方法:散布地域の山林の土中にワクチンを埋設(ワクチン散布 5日目以降にワクチンは回収します)
- 散布回数:初回散布してから1か月後に、同一箇所に2回目を散布
- ワクチン散布個数:2,740 個
散布実績
本県は、令和4年度後期(令和5年2月)から経口ワクチン散布を開始しています。
令和4年度及び5年度散布実績 [PDFファイル/206KB]
経口ワクチンの安全性について
- 経口ワクチンを食べたイノシシを人が食べても、人体に影響はありません
- イノシシと豚にのみ感染するウイルスを使用しており、人や他の動物が病気にかかることはありません。
- 経口ワクチンの成分と濃度は、環境中に入った場合であっても、環境に悪影響を与えません。
- 経口ワクチン(以下の画像参照)
- サイズ:4cm×4cm×1.5cm
- 外側:トウモロコシ粉、パラフィン、 ミルクパウダー、アーモンド、ココナツ油から成る基質
- 内側:ワクチン液
