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令和6年度10月知事臨時記者会見(令和6年10月28日)の要旨について

ページID:0092110 更新日:2024年10月30日 印刷ページ表示

日程:令和6年10月28日(月曜日)

時間:10時15分~10時26分

場所:知事会議室

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは臨時記者会見を始めます。冒頭にサイクリングしまなみ2024について、知事からコメントがあると聞いております。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 まず、昨日開催されましたサイクリングしまなみ2024において、本当に多くの皆さんの参加をいただいて盛大に開催することができましたが、残念ながら、大会参加者が上島町内で心肺停止となり、救急搬送され、病院で懸命な救命措置が行われましたがお亡くなりになられました。謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 大会当日は心配されていた天気も崩れることはなく、国内では47の全ての都道府県から、海外は27の国と地域から、総勢3446名の方々に出走をいただくとともに、駐日外国公館や遠くはアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアそしてアジアの各国、本当に海外の自転車団体なども多く来られていますけども、その関係者、ご来賓の方もお迎えして開催することができました。

 また、地元の住民の皆さんや関係機関、企業・団体、大会運営にご協力をいただいた多くのボランティアの皆さん、また沿道等も含めて、エイドステーションも含めて、大会を盛り上げてくれた応援隊など、関わっていただいた全ての方々に心からお礼を申し上げたいと思います。本当にどうもありがとうございました。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

それでは衆院選の結果について知事にお伺いいたします。幹事社からは2問です。まず県内、全国を含め、衆院選の結果を受けての知事の所感をお願いいたします。

 

(知事)

 はい。岸田前首相が政治とカネに関わる問題の動向を受けまして、辞任をされました。そしてその後、石破内閣が誕生したわけでありますけども、就任後、直ちに解散に踏み切られて実施をされた選挙でございます。

まずは何よりも国民が選んだ方々、選良でございますので、当選をされました全ての議員さんに心からお祝いを申し上げたいと思います。今回、非常に難しい政権運営がどんなかたちになろうとも待っているような状況の結果ではなかったかと思います。与党だけでは過半数に届かず、そして野党も全体的には人数は多いですけれども、それぞれの連携も不透明であるということ。いずれにしましても、どのようなかたちであれ、非常に難しいマネジメントが必要な議席の状況ではなかろうかというふうに思います。その原因はやはり政治とカネを巡る、なかなかこう身を切る改革に結び付いていない対応というものが、いろんなところで結果として出てきたのかなという感じがいたしております。

今、国際問題や人口減少、経済対策、もう本当に待ったなしの課題が山積していますので、まずは信無くば立たずというふうな観点から、与党・野党問わず、身を切る改革の姿勢というものを早く、ある意味ではスタートラインに立つためにも、速やかに実施に移すことが求められているのかなというふうに感じております。例えば、安倍さん、当時の自民党総裁と、当時は野田さんが首相でありましたけれども、国民の前で2人で正式に約束した定数削減の問題であるとか、あるいは今回まだまだ不透明だというふうな国民の皆さんの判断があった政治と政治資金の問題であるとか、あるいはイギリスが政治の質を上げるために身を切る改革として実施した世襲制限の問題であるとか、こういったことも踏まえて、もう一つは重複立候補に対しての国民の思いというのが非常に多く聞かれますので、こういったところを速やかにしっかり対応することで、まずスタートラインに立つのではないかなと思いますので、そんな協議、身を切る改革の話が進むことを心から期待しています。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

それでは質問のある社はお願いします。ありませんでしょうか。続きまして、小選挙区で当選された県内の候補者に対する期待についてお聞かせください。

 

(知事)

 はい。それぞれ持ち味を出してご活躍をされるんだろうと思いますけども、ただ地方を預かる立場からすれば非常に危惧している点がありまして、人口動向に伴って、特に小選挙区の定数是正が行われました。ここ最近この傾向が続いていますけども、それに伴って地方の議席数が減少、そして東京を中心とするような大都会の議席数が増加という傾向が顕著になっています。その結果どうしても、やはり地元の課題というものに耳を傾けて行動することが、これはもう致し方のないことなんですけども、あまりにも大都会と地方の議員数の人数が違い過ぎていてですね、どうしても東京の議論が、大都会中心にならざるを得ない状況になってます。しかし今、都会への集中がもたらすひずみというものも大きなテーマになってきている中で、この状況のもとで議論が進むと、ますます地方の現状の声というものが届きにくくなってしまう状況にあります。

愛媛をはじめとして、地方選出の議員におかれましては、この現状を十分に受け止めていただいて、地方で出たからには地方の現状というものを優先して、本来でしたら、地方分権が進めば、そこまで求める必要はないんですけれども、現状では中途半端な段階で地方分権がとどまっておりますから、地方の現状という声を何よりも声高に、そして迫力を持ってですね、発信していただきたいということを期待させていただきたいと思います。これはもう与野党問わず期待させていただきたいと思います。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

それでは質問のある社はお願いします。

 

(NHK)

 NHKです。質問させていだきます。愛媛2区についてなんですけども、知事も応援に入られた井原さんが残念ながら届かず、一方で野党、立憲民主党の候補が当選されました。この辺りの受け止めをお願いします。

 

(知事)

 そうですね、これはもう立候補された方の主張を受け止めて、そしてまた今回いろんな背景が、選挙のバックグラウンドでありましたから、そういう中で有権者が選択されたというふうなことに尽きるんだろうというふうに思います。当選された白石さんも立派な方でありますし、また特に井原さんは市長として、先ほどの話と関わってきますけれども、地方の現場をマネジメントの経験を持って知っている方だったので、その声が届かなくなってしまったのはちょっと残念には思います。

 

(NHK)

2区は野党の方になろうとも、県としては連携はしっかり進めていくという考えでよろしいでしょうか。

 

(知事)

そうですね、地方課題は与党野党、もう国政の場合は議院内閣制ですから政党政治ですけども、地方の場合は制度が違いますので、また違った観点で地方の課題というのは与野党関係なく、ぜひ受け止めていただけるんだろうというふうに思ってます。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。投票率が51パーセント台ということで、県内過去3番目に低かったということで伸び悩んだ印象がありますが、投票率の低さについて知事の受け止めをちょっとお聞かせいただけますでしょうか。

 

(知事)

そうですね、本当にこれだけの方々が、国政選挙ですから全国で同時に立候補されて、マスコミ報道でも連日その主張が伝えられる中でも、投票率が下がるっていうことは、正直言って寂しさと残念さ、こういった感じはしております。やはり本当にかけがえのない誰しもが平等に持つ1票ですから、やっぱり投票はするということが広まっていけばいいなと、本当に心から思いますね。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

その他質問いかがでしょうか。以上で臨時会見を終わります。

 

 

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

 


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