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炬火トーチ及び炬火受皿の試作品に関する記者発表の要旨について
日時:平成28年10月19日(水曜日)11時16分から11時21分まで
場所:知事会議室
(知事)
先般、いわて国体が終了し、今度は障がい者の全国大会になってまいりますが、国体の方は、いよいよえひめ国体まで残すところ1年を切るという段階を迎えました。
そこで、愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会の開会式等で使用する炬火トーチ及び炬火受皿のデザインについては、昨年7月から9月にかけて公募をさせていただきました。そして、11月に愛媛大学や県窯業技術センターのデザインの専門家などで構成するデザイン審査会で選定し、3月に国体・大会の実行委員会で決定をしたところでございます。今回、その試作品が完成したので、発表させていただきたいと思います。
まず、炬火トーチは、応募作品102点ございました。その中から、坂口秀雄さんの作品を選定したもので、ご覧のとおり竹細工をイメージしたフレームに、この周りに水引とそして真珠を装飾し、本県の特産品をイメージさせるものとなっています。
次に、炬火の受皿ですが、こちらには76点の応募作品がございました。その中から、武智多美さんの作品を選定したもので、これはご覧のとおり、全体としては瀬戸内海をイメージしたもので、下半分は波の模様の入った、これ砥部焼でございます。これを使用し、その上に、この白いのは来島海峡大橋のイメージ、そして、オレンジ色は夕日をイメージしております。本県の豊かな自然や風景美を表現したものとなっています。
なお、炬火台については、イメージの統一化を図る観点から、炬火受皿のデザインを転用して、来年8月末頃までに、ニンジニアスタジアムに仮設整備をする予定でございます。
炬火トーチ及び炬火受皿は、今年度末までに必要数を製作のうえ、各市町に配付することとしておりまして、来年4月以降、各市町で炬火の採火等のイベントで活用していただくこととしております。国体の総合開会式では、20市町で採火した火を一つにまとめる炬火集火式を実施し、その火を炬火ランナーが炬火台に点火して、期間中の選手の活躍を見守るシンボルとなるものであります。
県民の皆さんには、各市町で実施する炬火イベント等にも多数ご参加いただいて、えひめ国体・えひめ大会の開催機運の盛り上げを図っていただけたらというふうに思います。
それから、この後、国体についてのご質問もいただいておりますが、皆さんご案内のとおり、いわて国体で本県選手団が頑張りまして、目標以上の天皇杯7位、皇后杯5位の成績を収めましたので、今日は、こちらに表彰状を飾らせていただいていますので、披露させていただきます。
以上です。
(南海放送)
炬火トーチと炬火受皿の試作品を見て、知事の感想はどうか。
(知事)
そうですね、僕、最初オレンジ色というのは、夕日というご説明だったんですけれど、みかんかなと思いまして。どちらにしても非常に愛媛らしい、砥部焼、水引細工、竹細工、真珠等ですね、本当に皆さんが愛媛の特産品をしっかりと活用したものにしようという、ふるさと愛というものが詰まった作品になっているんじゃないかなということを感じました。
(朝日新聞)
今回は試作品ということだが、今後、どの程度変更する余地があるのか。
(知事)
そうは変更しないです。もう、設置するときの噛み合わせとか、その程度のもので、基本的にはこのままですね。
重さは(トーチの方が)1.3キログラム、こちら(受皿)は結構あって13キログラム。
ちなみに、デザインのトーチの方は、坂口さんは松山市在住です。こちらの炬火受皿の武智さんは、今治市在住の方です。