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マレーシア代表バドミントンチームのえひめキャンプに関する記者発表の要旨について
【記者発表資料】
- マレーシアバドミントンえひめキャンプチラシ[PDFファイル/1.42MB]
- マレーシアバドミントンえひめキャンププログラム[PDFファイル/1.58MB]
- 国際フレンドリーマッチin愛媛 対戦カード[PDFファイル/229KB]
- プレスリリース資料(マレーシア代表チームとの交流事業について)[PDFファイル/115KB]
日時:令和元年12月20日(金曜日)13時00分~13時10分
場所:知事会議室
(知事)
今日は、オリンピックイヤーである来年に向けて、事前合宿の誘致等に取り組んできた県の立場と、愛媛県バドミントン協会会長という立場、両方の立場で発表させていただきたいと思います。
まず、このマレーシアのバドミントンチーム事前合宿については、愛媛県第1号の事前合宿誘致ということで、正式にクアラルンプールで調印し、お招きしている状況です。すでにジュニアの代表チームも含め、2度合宿をしてくれていますが、今回はナショナルチームのシニアメンバーの合宿で、加えて東京オリンピック直前にも合宿ができればということで予定をしているところでございます。
特に今回は、来県するメンバーの中からマレーシアの東京オリンピックの代表選手が決まるというふうにも聞いていますので、まさにマレーシアを代表する強豪選手が愛媛県にやってくるということになります。
マレーシア自体は過去3回、オリンピックのバドミントン種目において、連続で銀メダルを取っている強豪国ですので、日本も本当に強い選手が育ってきておりますけども、ライバル国の一つであることは言うまでもないところでございます。
今回の合宿は12月22日から29日。25名の選手およびコーチが来県されることになりました。今回のキャンプは、本当にオリンピックを盛り上げるということも含めて、ぜひ県民の皆さんに、ハイレベルなバドミントン競技を実際に間近で見ていただけないかということから、国内の実業団チームに声をかけさせていただきました。その結果、日本を代表する実業団である日本ユニシス、トナミ運輸、ヨネックス等の日本屈指のチームが、マレーシアのナショナルチームと試合ができるならばということで、期間中、愛媛県に若手を中心に派遣してくれるということになり、マレーシア代表バドミントンチームと日本屈指のチームが、ちょうどクリスマスに当たる12月25日に、国際フレンドリーマッチという形で愛媛で試合をする運びとなりました。
また、この試合では、地元開催の利ということで、今年度男子ダブルス四国チャンピオンに輝いている新田高校のペアも、実業団選手に混じって参加することになりましたので、県のバドミントン協会としても、大変良い機会ができたと喜んでいるところです。
場所につきましては、県武道館で行います。試合は、男子ダブルスと混合ダブルス、女子ダブルス、そして男子シングルスという形で合計12試合行う予定にしております。開会式が12月25日12時半、試合が12時50分から16時まで。また、16時以降に選手とのふれあいタイムの時間を取っていただいていますので、最速300キロを超えるスマッシュが目の前でさく裂するトップレベルの選手の試合を、この際ぜひ皆さんにもご覧いただけたらというふうに思います。よろしくお願いします。
(南海放送)
これまでもジュニアの合宿があったが、ナショナルチームになるとレベルが違うのか。
(知事)
全く違いますね。マレーシアの選手たちも、海外でどんどん活躍している選手が、オリンピックを間近に控えて久しぶりに集って、この中から選ばれていくという過程に入ってきますので、まさに真剣勝負でくると思っています。
(南海放送)
見どころはどのあたりに。
(知事)
そうですね、日本はトップ実業団の若手が中心になると思うんですが、マレーシアのナショナルチームにどこまで通用するのか、かなり激しい試合が展開されると思いますので、今の日本のバドミントンのレベルの高さも体感していただける機会になろうかと思いますし、また強豪国のナショナルチームの試合っていうのは、プレイスタイルがまた日本とは違うと思いますので、ぜひ、そんな国によっての違いなんかも皆さん味わっていただけたらいいんじゃないかなというふうに思っています。
(南海放送)
先ほど、東京オリンピック直前にも合宿をとおっしゃっていたが、具体的に決まっているのか。
(知事)
まだ日程は決まってないので、これから詰めていきます。
(南海放送)
もう一回、来年もあると。
(知事)
はい、そうですね。まさに直前合宿ですね。
(あいテレビ)
今回はオリンピックまで半年以上あるということで、選手の選択の場というか、選手を選抜していくちょうど始まりぐらいなのか。
(知事)
でしょうね。マレーシアの選抜の仕方はちょっとよくわからないんですけども、日本の場合は、世界ランキング等が加味されて決まって行くので。ちょっとマレーシアの選抜の仕方はわからないですね。
(あいテレビ)
ある意味、かなり真剣な様相に。
(知事)
そうですね、もう一年切ったってことは、絞り込みが最終段階に入っていると言ってもいいと思いますね。
(南海放送)
世界的にも注目されているような選手もいるのか。
(知事)
残念ながら、前回銀メダリストのリー・チョンウェイ選手は今年引退されました。ですから、今回は次の世代が。リー・チョンウェイ選手は3大会連続オリンピック銀メダリストで、世界ランキング1位にも輝いて、桃田選手のライバルでもあったし、もう30歳を超えてるんですけれども、本当にレジェンドの一人ですから、その次の世代が今回やって来るんじゃないかなと思っています。
(南海放送)
あらためて、バドミントンを普段ご覧になられない方もいらっしゃると思うが、見どころは。
(知事)
非常にスピーディーなゲーム展開だと思います。時間当たりのエネルギー消費量は、競技別でいうとボクシングに次いで、2番目にエネルギー消費量が高い種目なので、運動量も非常に激しいスポーツだと思います。その代わり、長いラリーを2時間、3時間やったら、もうこれはとてもじゃないんですけれども人間の体力の限界を超えてしまうので。今はラリーポイント制が導入されてますから、ラリーポイントならではの、だいたい1試合30分から1時間で試合が終わりますので、非常に集中して見ることができると思います。
何と言ってもかつては世界最速300キロと言われていたスマッシュの初速スピードが、現在は道具の進化によって400 km というふうに言われてますので、特に男子ダブルスの爆発的なスマッシュがどの程度のものなのかっていうのは、やはり間近で見ないとお分かりいただけないと思いますので、ぜひ体感していただきたいと思います。
(入場は)無料ですので、よろしくお願いします。