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台湾・日月潭サイクリングコースと瀬戸内しまなみ海道サイクリングコースの姉妹自転車道協定の締結に関する記者発表
【記者発表資料】
日時:平成26年7月24日(木曜日)11時27分~11時32分
場所:知事会議室
(知事)
県では、しまなみ海道を世界に広く発信するとともに、国際的な交流人口の拡大や地域交流を深化させるため、しまなみ海道サイクリングコース、アメリカのCNNで世界7大サイクリングコースに先般選んでいただきましたので世界的に認知され始めていると思います。また、一方で、既にこれも世界的なメディアの中で10大サイクリングコースに認知された台湾・日月潭サイクリングコースとの姉妹自転車道協定の締結を県の方から提案をいたしまして、瀬戸内しまなみ海道振興協議会と台湾政府観光局から推薦のあった中華民国自行車騎士協会、日本的に言うと台湾サイクリスト協会との協定締結に向け、これまで関係機関との調整を水面下で図ってまいりました。
このたび、台湾側との協議が整いまして、今申し上げた中華民国自行車騎士協会と瀬戸内しまなみ海道振興協議会との合意も得られましたので、姉妹協定を締結することになりましたので、ご報告をさせていただきます。
今、ちょうどしまなみ海道や、台湾の日月潭等を舞台にしたサイクリングロード・ムービー「南風」が、明後日26日土曜日から本県でも映画上映されることになりますが、協定締結を機に、日台双方の理解をさらに深め、両地域の交流の拡大を将来に向け発展・継続させていきたいと思います。
なお、調印式は、10月25日土曜日、しまのわ2014のフィナーレである国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」の前日、今治市での調印を予定しています。
また、姉妹協定の締結やサイクリングしまなみの開催を記念し、しまなみ海道をサイクリストの聖地として定着させるため、多々羅しまなみ公園に記念碑を設置しまして、調印式等を実施することとしており、しまのわ2014のエンディングに華を添えたいと思います。
調印式等の詳細につきましては、今後、地元今治市をはじめ、広島県、尾道市とも調整のうえ決定していきますが、先週19日土曜日からスタートしました自転車道無料化との相乗効果により、しまなみ海道がサイクリストの聖地として、これまで以上の知名度アップにつながり、県が提唱している自転車新文化が、国内外に広く浸透していくことを大いに期待しています。以上です。
(あいテレビ)
県からの申し出で今回の締結に至ったということか。
(知事)
県からです。
(あいテレビ)
いつ頃の話か。
(知事)
最初に、懇親会で、こんなので姉妹提携できたらいいですねという話から始まって、具体的に事務レベルが動き出したので、いつからと特定するのは非常に難しいですね。本当に交流の中から生まれたと思っていただいたらいいんじゃないかなと思います。
基本的には、愛媛県の方から台湾に提案したという形です。そういう意味では、僕が日月潭を走ったのは2年ぐらい前ですかね。その時の交流会でもそんな話を出しましたので、食事をしながら、雑談の中で生まれた話だったと記憶してますけども、それが具体化したということです。
(あいテレビ)
日月潭と他のサイクリングロードは協定を結んでいるのか。
(知事)
やってないと思います。そういう感覚がなかったと思います。
(あいテレビ)
しまなみもないか。
(知事)
ないです。