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県産かんきつのトップセールスに関する発表の要旨について
日時 平成23年1月27日（木曜日）11時07分から
場所 知事会議室
（知事）
今日、午後から出発しますけれども、えひめ愛フード推進機構の主催によりまして、初めてのセールスに行ってまいります。今日は、市場関係者と京都で懇談をしまして、明日早朝に京都市で、それから一旦帰ってきて、その後すぐ出発しますが、2月4日に仙台市でセールスを実施してまいりたいと思います。
これまでトップセールスは、平成16年度から首都圏で温州みかんを対象に、17年度からは近畿圏でいよかん等を対象に実施しているほか、昨年度からは、これまでなかなか愛媛のかんきつが地理的な要因もあって行き渡っていない東北地域、ここはある意味では市場開拓にもつながるという意味で、いよかんをはじめとした中晩柑類を対象に実施をしているところであります。
近畿、すなわち京都では、先ほど申しましたように、京都市中央卸売市場競売場で、県産いよかん等中晩柑類やイチゴ等のPRを行うほか、市場関係者との意見交換会を実施し、また、市内量販店、スーパーにおいて「愛媛県フェア」を、これは1月28日から30日まで3日間開催しまして、かんきつはもとより、「愛」あるブランド産品である愛鯛（あいたい）、戸島一番ブリなどの水産物や乳製品、じゃこ天なども販売・PRをしてまいります。
それから、次の東北、これは仙台でありますが、トップセールスでは、仙台市内のホテルで市場関係者や小売業関係者等に県産かんきつを紹介する「えひめ柑橘セールスコンベンション」を実施するとともに、地元百貨店では、仙台市と伊達藩のつながりで姉妹都市の関係にある宇和島市も連携することにしまして「愛媛県・宇和島市フェア」、これは2月4日から6日までの3日間開催しまして、真珠製品やじゃこ天、ちりめん等も販売・PRする予定でございます。また、その日は、私が地元のマスコミ訪問や地元テレビ放送局での生出演も予定しています。
今後とも、販路開拓に積極的に取り組む市町や生産者等とも連携しながら、将来的に需要が見込める地域を絞り込みまして、そういった地域へのPRや、対象品目の拡大などを検討するとともに、私自身も人脈を活用しまして、積極的にトップセールスを展開していきたいと思います。以上です。
（愛媛新聞）
去年と比べて、今年は何か新しいことをするのか。
（知事）
僕も今回初めてなので、それを一回体感した上でですね、改善するとか、あるいは加えていくものとか、それをやりながら見いだしていきたいと思いますので、今回初めてなので、とりあえず、これまでどおりの路線に乗ってですね、やってみたいと思います。
（えひめブランド推進統括監）
仙台においては、宇和島市と初めてタイアップしまして、宇和島市のフェアを同時開催して、メリットを出そうということであります。
（知事）
特に、伊達のつながりというのを全面に出すことによって、親近感というのが当然出てくると思いますし、いろいろ聞いてみると、東北地域はですね、愛媛のかんきつのことは知ってはいるんだけれども、流通の関係で東京経由とかですね、輸送等々の問題もあってですね、少し鮮度が落ちるとか、そういうものしか店頭に並んでいないという過去のいきさつもあったようなので、こうしたダイレクトのトップセールスによりまして、愛媛のかんきつ類のですね、品質やおいしさというのを伝えられるきっかけになるのではないかというふうに期待しています。
（愛媛新聞）
競争力の強化に向けて、流通面で、こんな国の施策があったらいいとか、県としてできることがあれば教えてほしい。
（知事）
今、県の方で試験的にトラックをチャーターしてですね、首都圏に配送するという事業を3年計画で起こしていますので、できればそういったものによって、販売ルートが確立されれば、このモデル的なルートを民間に委ねて、定期便へと発展することを期待しています。
（愛媛新聞）
3年というのは、いつからか。
（知事）
去年から、関東地域へトラックをチャーターしまして、向こうのスーパーと組んでですね、搬送していると。スーパーの方では、愛媛県産コーナーを作って、店頭に並べていくというふうなタイアップです。
（えひめブランド推進統括監）
かんきつは、もうすでに全農の方のルートがありますが、かんきつ以外につきましては、首都圏には、あまりこれまでルートがなかった。皆さん宅配に頼っていると。そこを何とか新しい手段を講じたい、そういう趣旨です。
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