本文
農業・農村の動き(令和6年7月)
管内の農業・農村の動き、普及指導活動の状況をまとめました。
百姓百品で女性グループによる弁当販売を開始
昨年まで城川町内で弁当製造を行っていた生活研究協議会員に呼びかけ、ほとんど使われていない百姓百品本店内にある加工所の有効利用について、協議の場を設けた。
協議の結果、新たにグループを結成し加工所を利用することになり、使用条件の設定や会則の制定等円滑な活動の開始に向け支援した。
新組織は、「どすこい かあちゃん 頑張ってみる会 ~ふるさとの味を伝え隊~」(通称「どすこい かあちゃん」)で、月、火、木の週3回、地域産物を使った弁当、ご飯もの、総菜等の製造・販売を行うこととし、利用を開始した。
百姓百品グループの農業法人で栽培する青ねぎや、地域農産物を多く使用し、地域に愛される弁当づくりを目指しており、同班はその活動を支援していく。
品質向上に向けた野菜栽培講習会を開催
当班では、野村地域の小規模農家等が生産する農産物や加工品の販路受け皿として、百姓百品(株)による産直販売の取組を支援している。
出荷者への栽培指導の一環として、今年度より品質向上に向けた栽培講習会を年5回開催する計画としており、今回は、夏秋野菜の栽培ポイントや病害虫防除の説明をした後、座談会形式で、参加者の栽培管理や病害、鳥獣害対策等の質問に答えた。
参加者からは「消費者に喜んでもらえるよう新たな品目に挑戦したい」「病害虫の防除時期や方法がよくわかった」などの声が聞けた。
今後も、品質のよい農産物の販売に向け出荷者に対する栽培講習会の開催など、栽培指導を継続していく。