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平成28年度12月補正予算案等に関する記者発表の要旨について
- 平成28年度12月補正予算について[PDFファイル/107KB]
- 平成28年度会計別予算の規模・12月補正予算款別一覧表(一般会計)[PDFファイル/50KB]
- 平成29年度当初予算編成のポイント[PDFファイル/800KB]
日時 28年11月21日(月曜日)11時00分から11時04分
場所 知事会議室
平成28年度12月補正予算案等記者発表
(知事)
まず、バックパネルを「シェイクアウトえひめ」の関係に変更しましたので、紹介させていただきたいと思います。
近い将来、南海トラフ地震の発生が危惧される中、県民の自助の意識の醸成を目的として、「えひめ防災週間」中の12月19日、月曜日の午前11時に、地震の発生を想定して、その場で一斉に1分間の安全確保行動をとっていただく「シェイクアウトえひめ」を、県民総ぐるみで実施することといたします。
今回のシェイクアウトえひめは、昨年度に続きまして2回目となりますが、昨年度の参加人数30万人を5万人上回る35万人を目標に掲げまして参加登録の呼び掛けを行っているところでございます。現在の登録者数は、約25万人となっておりまして、目標達成には、あと10万人の県民の皆さんの参加登録が必要でございます。
引き続き、企業や団体等へ個別アプローチするなど、参加登録に向けたPR活動を積極的に展開していきたいと思っておりますが、報道各社の皆さんにおかれましても、ぜひ参加登録に向けた周知啓発に、ご協力を一層お願いできたらというふうに思います。以上でございます。
続きまして、今回の補正予算案等についてでございますが、先行きが不透明で厳しい財政状況ではありますが、一般職職員の給与につきまして、先般の人事委員会勧告を尊重し、勧告どおり給料月額及び勤勉手当の年間支給割合の引き上げ等を実施するとともに、特別職の期末手当につきましては、国の指定職に準じ、年間支給割合を引き上げることとし、その所要の経費を計上することといたしました。
その結果、12月の補正予算額は、一般会計で10億4,748万円、企業会計で1億6,352万円、合計12億1,100万円となっております。
条例等の議案については、法令の改正等に伴う条例改正などを提案させていただく予定でございます。
先般、臨時議会を開催して国の補正予算対応はいち早く議決をいただき、執行体制は整っておりますので、12月議会での提案は、この給与関係のみということになります。
次に、平成29年度当初予算につきましては、新興国経済の減速等に伴う景気の下振れリスクが懸念される中、消費税率の引き上げ再延期に伴う財源確保策が不明であるなど、現時点では、本県の確たる財政見通しを立てることは困難でございますので、当面、ゼロシーリングで編成作業を進めているところでございます。
今後、年末の地方財政対策の内容や景気の動向等を踏まえて、対応していきたいと思います。
以上でございます。
(愛媛新聞)
今回、人事委員会勧告どおり給与を上げるということだが、特別職も上げるということについての所感はどうか。
(知事)
これはもう、特別職についても国に準じてということになりますので、特別な県独自の配慮をしたわけではございません。