ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 企画振興部 政策企画局 > 地域政策課 > AIを活用した対話型チャットボットによる移住相談の開始に関する記者発表の要旨について

本文

AIを活用した対話型チャットボットによる移住相談の開始に関する記者発表の要旨について

ページID:0087036 更新日:2024年9月10日 印刷ページ表示

日時令和6年9月6日(金曜日)11時31分~11時38分

場所知事会議室

 

記者発表資料 [PDFファイル/391KB]

 

(時事通信)

 最後にAIを活用した対話型チャットボットによる移住相談の開始について、発表をお願いします。

(知事)

 はい。AI、いわゆるGPT-4oこれを活用した対話型チャットボットによる移住相談体制が整いましたので、本日から相談対応を始めることとしましたので、発表させていただきます。

 ちょっといろんな工夫を原課の方でもしていまして、新たに導入するこの機能は、みきゃんが扮(ふん)するまじめ課長がAI移住コンシェルジュとして相談対応するという入りやすい工夫をしております。多くの方に愛媛を知ってもらい、移住していただければという思いから、英語の「来る」を意味する「come」を使った「カムカムみきゃん」という愛称を付けさせていただきました。ぜひ、覚えていただけたらと思います。

 具体的には、パソコンやスマートフォンから、えひめ移住ネットや新たに開設したLINEアカウントにアクセスして利用することができ、県や市町等が発信している住まいや仕事、子育て関連情報などの移住支援に関する情報を一問一答の会話形式で提供するものでございます。個人情報等は入力不要で、365日、24時間気軽に質問できるなど、移住検討の初期段階の方はもとより、日中忙しい方や対人での移住相談にハードルを感じている方にとっては、特に利用しやすいものになっているんではなかろうかというふうに思います。

 ちなみにですね、AI相談機能を開発した事業者に聞いたところ、移住相談において、AIを活用した事例は、県レベルでは、2件ぐらいはあるんですけれども、本県のようにHPやLINEを活用した対話型のAI移住相談は、全国では、初めてではないかということでございました。

 それでは今から実際に利用してみますので、モニターの方をご覧いただきたいと思います。例えば、「子育て移住でおすすめの地域は」と質問に入力をいたします。

(職員がパソコンに「子育て移住でおすすめの地域は」という質問を入力)

 というふうにこのように回答が返ってまいります。

 また、今回の回答に含まれていなかった、これいくつか地域が出ていますけども、含まれていない地域について知りたい場合、この地域以外のことが知りたいんだというふうな場合ですね。例えば、もっとピンポイントに絞って、「四国中央市の子育て移住はどうですか」と聞いてみます。

 (職員がパソコンに「四国中央市の子育て移住はどうですか」という質問を入力)

 というふうに、こういう質問をすると、四国中央市の情報が紹介されると、こういうような仕組みになっています。最後に、「窓口に相談する」というところをクリックすると、相談フォームに自動的に移りまして、相談先として選択した市町等に共有されることになっています。コンシェルジュや相談員とのやり取りにつながっていくということになってます。

 ぜひ、この「カムカムみきゃん」を地方移住に漠然とした希望を持たれている1人でも多く方にご利用いただきまして、本県への関心を深めてもらいたいと考えております。

 今後、東京、大阪、愛媛に常設している移住コンシェルジュや市町窓口等ともしっかり連携を図りながら、非常に上手く移住が多くなっていますけども、さらに移住促進へと結び付けていきたいというふうに思います。以上です。

(時事通信(幹事社))

 ただ今の発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。

(時事通信)

 まず、AIを活用されているということなんですけども、回答の精度とか速度をどういうふう評価されていますでしょうか。

(知事)

 そうですね、巷間(こうかん)言われているように必ずしもすべてが正解というふうなことではないと思いますので、ただAIは学習していきますから、そういったものを修正しながらですね、より精度を、使えば使うほど精度が高まっていくものと思いますので、まあ広げていくことが大事ではないかなというふう思います。まあ個人情報を扱うわけではないのでその点は皆さんに安心して活用していただければいいんじゃないかなと思っています。

 ただ今の点はですね、100パーセント正確な情報提供を提示することは難しいので、利用開始の注意事項に、「回答に誤り等がある場合もあるので、参考情報としてご利用ください」というふうに明記をさせていただいています。

(あいテレビ)

 潜在的な移住の需要の掘り起こしというのが目的の一つかなと思うのですが、確か昨年度7300人、さらにどれくらい積み上げたいかというのはありますか。

(知事)

 目標は8500人に、県の指標として、KPIとして出していますのでそこに向かって頑張りたいと思っています。

(あいテレビ)

 このAIがどれくらい占めたらいいですか。

(知事)

 分からないです。もう前例がないですから。さっき申し上げたようにHP、LINEを活用したAIの移住コンシェルジュというのは全国にも例がないので、やってみてどのくらいの方々が活用していただくか、ただこうした分野というのは動かなかったら何も生まれないので、ともかく挑戦というふうなことで実施をいたします。

(テレビ愛媛)

 このAIを使ってですね、得られたデータなんかはさらにこうフィードバックというか分析される。

(知事)

 もちろんそうですね。非常に重要なデータになっていくと思います。

 

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>