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令和3年度12月補正予算案(新型コロナウイルス感染症関係分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0008667 更新日:2021年12月14日 印刷ページ表示

 日時:令和3年12月13日(月曜日)10時00分~10時15分

 場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、補正予算については議運終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。知事お願いします。

 

(知事)

 補正予算案の前にコロナの関係ですが、速報でお伝えいたしましたとおり、昨日も県内での陽性確認はございませんでした。18日間連続で確認なしが続いておりまして、県内は引き続き落ち着いた状況にあると思います。また、県内ではオミクロン株陽性者の濃厚接触者4名が確認されておりますが、県内に入って以降の検査でも陰性が確認されております。すでに現在、人との接触を避けていただいておりまして、保健所において健康観察を行っておりますので冷静に受け止めていただきたいと思います。

 オミクロン株が確認された国や地域、今日時点で50を超えておりまして、海外では市中感染も確認されているところが出てきています。国内では検疫で12例、昨日新たに検疫後、他県で自宅での健康観察中に陽性が確認された1例、他県でございます、合計13例が確認されておりますが、現時点では国内で市中感染が確認されている状況ではございません。

 先日会見でお伝えいたしましたとおり、本県は、県独自の取り扱いも含めて、検査、そして調査、また療養方針等、オミクロン株の発生に備えた当面の体制をお知らせいたしましたが、しっかりと構築をしているところでございます。これまで同様、今後もできるだけ正確な情報を、もちろん保健所への調査への協力が重要でございますので、個人情報の取り扱いには十分配慮したかたちで県民の皆さんにお知らせいたします。県民、事業者の皆さん、先日申し上げた基本的な感染回避行動の徹底は引き続きよろしくお願いいたします。

 併せて、専門家の間で指摘されているデルタ株による感染の再拡大への懸念、こういったこともありますし、またインフルエンザの対策にもなりますので、引き続きマスクの正しい着用やこまめな手洗い、手指消毒など基本的な感染回避行動の継続、そして体調異変時の速やかな受診、これだけは徹底をお願いしたいと思います。

 それでは補正予算案について説明させていただきます。現在、臨時国会において審議中の国の補正予算案に盛り込まれた対策のうち、新型コロナ対策に関し、県として緊急に措置が必要な対策を補正予算案として取りまとめまして、今定例会中に追加提案をいたします。

 お手元の横長資料の1ページをご覧いただきたいと思います。今回の補正予算の事業、追加の分は2点でございます。一つ目は新型コロナのワクチン接種に関するものでございます。これまでも1回目、2回目の接種について、接種回数の増加にご協力いただいた医療機関に報償金を支給してまいりましたが、3回目接種への協力につきましても、国が来年の3月まで制度を延長したため、継続して支給する措置をいたします。12月に入ってから、宇和島市、今治市を皮切りに、各市町において医療従事者を対象とした3回目接種が順次開始されておりまして、県としては必要に応じた市町への応援体制の整備など、きめ細かな支援・調整を行うことで接種を円滑に全県で進めてまいりたいと思います。

 なお、ワクチンの接種期間は令和4年9月30日まで延長されておりますので、引き続き、1、2回目を希望する方も接種していただくことができるようになっています。ただし、ここちょっと重要なところなんですが、ファイザー製ワクチンであれば、現時点では1回目と2回目は3週間空けることになっています。そして、2回目と3回目では約8カ月の接種間隔が呼び掛けられています。これちょっと今、いろいろな議論がありますけれども、そこから逆算をいたしますと、9月30日まで延長されているということを含めて、まだ今の段階でワクチンを接種されていない方、一度も接種されてない方が3回目まで無料で接種するためには9月30日で切られていますので、3回目まで無料で接種するためには1回目の接種を1月9日までに終える必要があるということになります、逆算していきますと。接種まだ一回もされていない方で希望される方、3回目まで無料ということを考えますと、1月9日までに1回目の接種を終えていただく必要がございます。希望される方は急ぎ、お住まいの市町にそれぞれお問い合わせをいただきたいと思います。

 次に補正予算の内容の二つ目は、新たな取り組みとして安全・安心を確保した社会経済活動の再開に向けて、感染拡大時における行動制限緩和を可能とする「ワクチン・検査パッケージ制度」、徐々に広がっていくと思います。これに必要な体制を整備いたします。具体的には健康上の理由等でワクチン接種を受けられない無症状の方、これが対象となります。ワクチン接種を受けられない無症状の方々が対象でございます。そうした方々が陰性を確認する場合、この陰性が確認されないと、例えばイベントへの参加はできないとか、県をまたぐ旅行ができない、「ワクチン・検査パッケージ」が条件となっているものに参加できないというようなことになりますので、陰性を確認する場合に必要となる検査の体制整備を行うということでございます。あくまでも健康上の理由等でワクチン接種を受けられない無症状の方が対象で、そうした方々がこのパッケージを利用するために必要な場合、検査費用は無料となります。この場所については、今、関係機関と調整中でありまして、松山市のみならず、東・中・南予各地域でPCR検査や抗原検査が受けられるよう、民間の検査機関等で実施する方向で調整を進めております。この場合、検査機関に対し、PCR検査の場合は1万1,500円、簡易な抗原検査の場合は6,500円を上限に補助することとなります。

 この結果、今回の追加補正予算額は、一般会計で33億9,149万円となっています。追加議案の議会への提出は、明日12月14日の定例会最終日の冒頭を予定しています。

 この他、国の補正予算案に盛り込まれている経済対策については、現在内容を精査しておりまして、今後の予算編成作業で適切に対応してまいりたいと思います。以上でございます。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表事項に関して質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すみません。「ワクチン・検査パッケージ」に関してなんですが、あくまで体調等で受けられない方ということですけど、それ以外の方なんかは含んだりはされないでしょうか。

 

(知事)

 例えば必要な場合、繁華街とかでバーっと出たとか、地域でバーと出た場合に、指定したところについて、(ワクチン接種を)受けた方も含めてということは出てまいりますけども、基本的なルールとしては今申し上げたとおりでございます。必要に応じて受けた方も対象となる場合がございます。

 

(八矢副知事)

 基本的にはワクチンを受けた方は公費で無料でワクチンを受けているので、ワクチン未接種の方が検査を無料で受けるということで、バランスを保つということですから、ワクチンを接種した方がいつでも無料で受けられるというような制度ではない。

 

(テレビ愛媛)

 この制度が活用されることで、どのような効果というものを期待されますか、あらためて。

 

(知事)

 今申し上げたように、この目的は公平性の担保と、それから経済行動を徐々に徐々に拡大していくということで、今後「ワクチン・検査パッケージ」の対象となるような催しであるとか旅行であるとか、こういうのが増えてきますから、そこで差が出ないようにこれでカバーするということになります。

 

(テレビ愛媛)

 ワクチンの3回目接種に関してなんですが、交差接種の可能性もあるというふうに言われておりますが、このあたりに関しては今どのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、これは前にも申し上げたとおりですね、交差接種は大丈夫だという専門家の先生の意見も出てきていますが、やはりこれに不安を感じていらっしゃる方も多いと思いますので、そこのあたりの専門家の先生方の意見も踏まえた国の周知、われわれからも申し上げますけどもこういったことが意見としてあると、国の方針であると伝えるようにしますけども、もう少し国は全面的にこの点については、元々は在庫管理がうまくいってなかったということもあると思いますので、そこは責任持ってやっていただきたいと思います。

 

(南海放送)

 南海放送です。18歳以下の子どもに対する給付金についてなんですけれども、今、各自治体で対応を協議していたりとか、国会でも話が進められようとしておりますが、今、知事のお考えと、あと国に対するもし要望等あればお聞かせください。

 

(知事)

 そうですね、これ経費だけを考えた場合は現金が一番いいと思います。ただ、国の方針として一定の条件を付けるということで出てきた話だと思うんですが、要ははっきりしていただきたいということ。今、これから国会で今日から論戦も始まると思いますので、ともかく分かりやすくはっきりしていただきたいということ。あやふやなことになると余計混乱してしまいますので、明確な基準を作ってほしいと思います。その基準がまだこれ出ていないので、各市町はどうすればいいんだということで、決めきれないというのが今の段階だと思います。どういうふうな議論になるか分かりません。ただ、いずれにしてもそれを受けて、やがて何らかのかたちが出てきた場合に、市町がそれぞれ決めていく。全市町が同じであれば県の方から一斉にいろんな周知ができるんですが、これがどうなっていくのか今後の展開次第で分からないので、十分動向を注視していきたいというふうに思います。いずれにしましても、市町のそれぞれが決めていく方向性を見極めて、県として何をしたらいいのかというのを考えていきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。今のに関連して、明確な基準を作ってほしいというのは、どういった基準といったらいいですか。

 

(知事)

 何かどっちでもいいよというのを市町に委ねるんではなくて、現金給付だったら現金給付、例外はこうだというのを分かりやすくですね、判断できる体制、どっちつかずというのが一番困るわけですよね。そこをはっきりしていただきたいと思います。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、もともと困窮者対策、コロナで影響を受けた人への給付ということで迅速性というのが求められると思いますが、そのあたりに関してはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 迅速でいえば現金だと思いますけども、無条件ではどうなのかという意見があるのも事実だと思いますので、さあそれで国としてどうするのかというのを明確に決めていただきたいというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。無料の検査体制に関してなんですけれども、子どもへのワクチン接種が進んでいない中で、この検査の無料というのは、対象は子どもに関してはどのように対応する予定でしょうか。

 

(知事)

 子ども。

 

(あいテレビ)

 子どもへの新型コロナのワクチン接種は。

 

(知事)

 一緒です。同じです。

 

(あいテレビ)

 無料で(検査を)受けられるという。

 

(知事)

 はい、そうです。ただ、よく身近なところで手軽に誰でもという話もあるんですが、それはやはり財源がふんだんにあるわけでもない中で、あくまでも公平性というのを重視しながら組み立てていく必要性はあると思っています。また場所についてもですね、今調整中と申し上げたのは、身近な、例えば薬局とかそういうところでできるのかというと簡単ではないですよね。作るとき、やる場合には、動線の確保であるとか、検査する場所の確保のための投資も必要になってきますので、そういったことを踏まえて、よくパーンとやれるというふうに打ち出そうとするところもあるようなんですが、そんな簡単な話ではないと思いますので、そこは何が問題なのかというのは正直に申し上げながら、可能な限り身近なところでというのも考えながら、関係者と調整をしているという段階でございます。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 よろしいですか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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