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お肉に関する知識
お肉の名前とその部位
お肉にはいろいろな名前があります。ここでは、牛肉、豚肉、鶏肉のなまえと部位、料理方法を紹介します。
牛肉
- サーロイン/赤身に脂肪が適当に入った霜降りの良質肉。ステーキ他、ロースト、すき焼など肉そのものを味わう料理に最適。
- ヒレ/最も柔らかく味も良い、最上の特選肉。ステーキに最適で、部分によって、シャトーブリアン、トルヌート、ヒレミニヨン、プチヒレといった4種の名称がある。
- リブロース/肉質が厚く、脂肪が網の目のように細かく入った最高の霜降り肉。色は薄く、味は淡白。すき焼、しゃぶしゃぶ、ローストに最適。
- ばら/脂肪と肉が層になっており、カレーやシチューなど大切りにして煮こむ料理に最適。よく煮こむと、煮汁に脂肪がとけて、こってりとなる。
- 肩ロース/ローストや煮こみなど長く火を通す料理向け。赤みが濃く、やや筋があるが、味にコクがあり、シチュー、鉄板焼、ローストに最適。
- もも/内ももはかなり柔らかく、上質の部分は、ステーキ、すき焼などに最適。
- らんぷ/脂肪も少なく、柔らかい赤身肉。味は濃厚で、ステーキ、鉄板焼、すき焼、バーベキューなどに最適。
- そともも/ややかたいので煮こみや、ひき肉にして利用される。
豚肉
- かた/肉のきめはあらいが、筋を取り除いて、煮こみ料理向に最適。
- ヒレ/肉が柔らかくきめがこまかい、ひとくちとんかつに最適。
- 肩ロース/肉の赤みが濃く、やや筋があるが、味にコクがある部分、焼肉にも、煮込み料理にもよい。またとんかつにしてもおいしい。
- ばら/脂肪と肉が層になっており、角煮など煮こみ料理に最適。骨付きはスペアリブに最適。ベーコンとして加工肉に使われる。
- ロース/肉のまわりを脂肪かおおっていて風味のある部分とんかつに最適。
- もも/脂肪分が少なく、ほとんどの豚肉料理にむいている。ハムなどの加工肉として使われる。
- そともも/煮こみ料理などに利用される。
鶏肉
- 手羽/唐揚げなどの揚げ物に最適。
- むね/脂肪分がももに比べ少ない。焼き物蒸しものに使われる。
- ささみ/ほとんど脂肪分がなく、淡泊な味、和え物や椀種に最適。
- もも/ローストやソテーなどの焼き物蒸しものに最適。