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BSE検査の現場
検査現場の様子と、マイクロプレート内での反応の模式図を下に示します。
BSEスクリーニング検査の原理と手順を詳しく知りたい方は、こちら(BSEスクリーニング検査の原理と手順のページへ)
検査現場の様子
牛の頭部から延髄を採取します
延髄を検体として採取します
延髄検体を破砕します
前処理をします
マイクロプレートでの操作
マイクロプレート内の反応模式図
マイクロプレートには、BSE抗体がしきつめてあります。
延髄を破砕し前処理したサンプルをプレートに注入します。BSE抗原が存在すれば、免疫反応で抗体と結合します。
マイクロプレートを洗浄し、免疫反応しなかったサンプルを洗い流します。
酵素で標識した抗体を分注し、反応させます。
マイクロプレートを洗浄し、免疫反応しなかった酵素標識抗体を洗い流します。
基質発色液を注入します。
基質発色液が酵素の働きにより発色します。
発色の度合いを吸光度計で測定します。
プリンターで数値をプリントアウトします。
前処理以降、実際の操作は安全キャビネット内で行っています。
上の模式図は、BSEスクリーニング検査陽性であった場合を示しています。