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平成12年度再評価 再評価個表(南予レクリエーション都市整備事業)
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No.1 |
事業主体 |
愛媛県 |
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事業名 |
南予レクリエーション都市整備事業 |
施設名・工区名等 |
南予レクリエーション都市 |
事業箇所 |
宇和島市、北宇和郡吉田町・津島町 |
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事業内容 |
事業の目的(必要性及び期待される効果) |
今後予測される国民のレクリエーション活動の増大に対応して、南予の美しい自然と豊かな民情あふれる風土を背景に新しいレクリエーション施設を整備し、それにより南予の後進性の打破を図り、活力ある地域社会を建設する。 |
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実施内容 |
土地利用計画
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上位計画・関連事業等 |
新全国総合開発計画、レクリエーション都市整備要綱、第五次愛媛県長期計画 |
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その他 |
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事業の進捗状況 |
事業採択 |
S47年 |
用地着手 |
S47年 |
工事着手 |
S48年 |
完成予定 |
H12年 |
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全体事業費(デフレーターによりH11年度値に換算)(うち用地費) |
66,100百万円(-百万円) |
投資事業費(うち用地費) |
29,068百万円(11,764百万円) |
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事業進捗状況 |
【事業費による進捗率:44%】〔都市計画公園地区(公営施設区)・平成11年度末現在〕
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これまでの整備による効果等 |
南予地方の観光や地域産業の振興、過疎化の防止、新しい雇用の促進、良好な自然環境の保全等 |
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再評価の実施理由 |
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事業採択後20年以上経過した後も継続中であり当面事業の進捗が見込めない事業等 |
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未着工または事業が長期化している理由、社会情勢の変化等 |
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昭和47年度に整備計画を策定し、昭和60年を目標に事業を実施してきたが、その後の社会経済の変動により、公共投資の伸び率、観光需要が大きく変化し、当初計画どおりの達成が困難となったため、経済の低成長時代に即応した整備計画に見直し、現在の整備計画期間は平成12年度までとなっている。 |
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地域・関係機関等の状況 |
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費用対効果分析【B/C=-】
B(公園の需要予測を行っておらず算出不可。本事業による効果は次のとおり)
健康レクリエーション空間の提供
健康促進、心理的な潤いの提供、レクリエーションの場の提供、文化活動の場の基礎、教育の場の提供等
都市防災
災害応急対策施設の確保
都市景観
良好な環境の保全・創出
C=66,100百万円(デフレターにより平成11年度値に換算)
今後の方針・見通し
昭和47年度に国庫補助事業として着手した「南予レクリエーション都市」の整備は、公共事業として都市公園を、民間事業としてホテルやレジャー施設を整備することにより、一大レクリエーション都市を建設しようとするものである。ところが、現状では補助事業を実施しておらず、また、今後とも民間企業の参加が望めないことなどから、このような公共・民間協力方式による大規模プロジェクトについては中止する。
ただし、整備済み施設の適切な管理や都市公園の整備は、南予地域における広域文化交流基盤として、今後も必要である。
このため、現在、検討委員会を設置して、新整備計画の検討を行っているところである。県としては、検討委員会の提言を踏まえ、抜本的な見直しを行い、新たな計画に基づく事業を実施したいと考えている。
その他
本事業は、これまでに南楽園や御荘プールなど6地区の公園において約206ヘクタールを開設しており、南予地方の観光や地域産業の振興などの活性化に大きな役割を果たしてきた。
また、平成11年度の愛媛広域文化交流基盤整備構想検討委員会から「花と浪漫のみち整備構想」として、南予に合宿村やフラワーパークの整備が提言され、南レク都市から整備を行うとされたところであり、この構想の推進や高速道路の南予延伸に合わせた公園整備など、今後においても引き続き南予の活性化には必要な事業である。