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松山-釜山線の期間増便に関する記者発表の要旨について
日時:令和6年7月16日(火曜日) 10時35分~10時45分
場所:知事会議室
(あいテレビ(幹事社))
では、松山-釜山線の増便について、よろしくお願いいたします。
(知事)
はい、それでは、この釜山線は本当に、去年の5月か6月くらいだったと記憶していますけれども、釜山のゴルフ連盟の関係者が県庁に来られまして、非常に有望な場所だというような話をいただきました。そこで調査したところ、マーケティングの観点から言っても十分に、特にゴルフ関係の来客が見込めると判断をいたしまして、とりあえずはチャーター便で10便、試験的に7月に飛ばすこととなりました。この10便が瞬く間に満席になり、韓国・釜山のマーケットで十分に勝負ができるという判断が関係者に広まり、3カ月後に定期便就航ということで、今日に至ってます。
こちらのほうも非常に順調な搭乗率を刻んでいまして、大体85パーセントぐらいの搭乗率が記録されております。この結果を受けまして、エアプサンより、本年9月16日から10月26日までの夏ダイヤになりますけども、この期間中、現在週3便の定期便となっておりますが、週5便への期間増便を行うという連絡を受けましたのでお知らせいたします。
増便期間中は、現在、水曜、金曜、日曜日に飛んでいますけれども、これに加えて、月曜日と木曜日を追加し、週5便。言わば、月・水・木・金・日という週5便ということになります。なお、今回の期間増便により、松山空港国際線は過去最多となる週19便となります。
釜山線は先ほど申し上げましたように、ゴルフツアーを主体とするインバウンド・チャーター便からスタートしましたが、私もエアプサンの社長に直々に会わせていただきまして、定期便就航へというセールスを行わせていただきました。当初は本当に搭乗率がどうなるかということだったんですが、まずは現地の主要駅で大規模な広告展開を行わせていただきました。それから、若者向けに下灘駅などを中心にSNS映えするスポットを効果的に発信する作業を行ってまいりました。そしてエアプサンの機内誌で本県の観光地の特集を組んでいただくなど、両方で積極的な売り込みをしていったところ、「どこか懐かしさを感じるようなコンパクトシティ」というイメージが定着しまして、だんだんゴルフ需要だけでなく、若者等の来県者も増え始めている状況になっています。
ちょうどタイミングよく松山空港国際線ビルも拡張工事が終わりましたし、また7月からはバイオカートの運用も開始いたしましたので、入国審査待ち時間も短縮されることになります。ぜひ、こうしたお迎え体制を整えていますので、ぱっと最初に来る松山だけでなく、ちょうど城山、今見れませんから、今人気のある先ほどの下灘、ゴルフも大洲辺りまでは来ていますので、今度、宇和島の方もぜひ売り込みをしたいというオーダーも来てます。
東予のほうも広げていくということで、メニューの多様化というものを通じて、さらなる集客につなげていきたいというふうに思います。一方で、道後温泉も開館(道後温泉本館も全館での営業を再開)いたしましたので、こうしたようなことも踏まえて、ぜひ定着に向けて取り組みを進めていきたいと思います。エアプサンをはじめ、空港関係者のご協力に心から感謝を申し上げます。
また、アウトバウンドの利用も大事でありますので、特に釜山はフライト時間が50分でございますので、ぜひ県内の皆さんもご活用いただけたらというふうに思います。以上です。
(あいテレビ(幹事社))
はい。ありがとうございます。それでは先ほどの発表について、質問のある社はお願いします。
(NHK)
すみません。NHKです。まず釜山線増便に関してなんですけれども、最後触れられていましたけど、道後温泉本館もオープンして若者もということでしたけども、いくつか既に知事もおっしゃられましたが、改めてどういったところを売り込みたいと感じていらっしゃいますか。
(知事)
やっぱり地元にいてすら気付かない愛媛の魅力。非常に広範囲にわたると思うんですね。私も松山市長時代に東予・中予・南予のことをどれだけ知っていたかというと、本当に気付きが少なかったのではないかなというふうに感じています。
それぞれの持ち味が違うというところ、これをうまく生かせば本当にメニューの多角化が可能であり、そのメッセージが伝われば、リピーターへとつなげることが可能ではないかというふうに思っていますので、自然景観等々を有する南予のスポットというものをどう伝えていくのか、そしてまた工業都市と山間部の持ち味を持つ東予の魅力、しまなみサイクリングの魅力、これをどう伝えていくのか、松山は空港がありますから自然に人が来ますので、そうしたところの工夫をこれからもいろいろと試行錯誤していきたいなというふうに思っています。
(NHK)
あと、今回は9月から10月の期間増便ということですけれども、この定常化したり、さらなる週7便になるような、そういったところについては、知事どういった期待をお持ちでしょうか。
(知事)
そうですね、やっぱり搭乗率次第だと思います。航空路線というのはこれまでの歴史を見ても、流れがあるときはどんどんどんどん搭乗率上がっていきますけど、やっぱり苦しいときもありますので、そこは臨機応変にやっていけばいいと思っているんですが、今は円安というものが、良い悪いは両方あると思うんですが、海外からは来やすい環境が整えられているということと、それから、主要な日本の都市は一度経験したのでローカルに非常に目が向いている。
そのローカルも放置しておけば、1回行ってみようかで終わってしまうので、さっき言った愛媛県全体の魅力、コンテンツをどう伝えるかがポイントになってくるのではないかなと。それが数あるローカルの中で愛媛がいいねっていうふうなリピーター確保に結び付いていくんではないかというふうに思っています。
※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。
場所:知事会議室
(あいテレビ(幹事社))
では、松山-釜山線の増便について、よろしくお願いいたします。
(知事)
はい、それでは、この釜山線は本当に、去年の5月か6月くらいだったと記憶していますけれども、釜山のゴルフ連盟の関係者が県庁に来られまして、非常に有望な場所だというような話をいただきました。そこで調査したところ、マーケティングの観点から言っても十分に、特にゴルフ関係の来客が見込めると判断をいたしまして、とりあえずはチャーター便で10便、試験的に7月に飛ばすこととなりました。この10便が瞬く間に満席になり、韓国・釜山のマーケットで十分に勝負ができるという判断が関係者に広まり、3カ月後に定期便就航ということで、今日に至ってます。
こちらのほうも非常に順調な搭乗率を刻んでいまして、大体85パーセントぐらいの搭乗率が記録されております。この結果を受けまして、エアプサンより、本年9月16日から10月26日までの夏ダイヤになりますけども、この期間中、現在週3便の定期便となっておりますが、週5便への期間増便を行うという連絡を受けましたのでお知らせいたします。
増便期間中は、現在、水曜、金曜、日曜日に飛んでいますけれども、これに加えて、月曜日と木曜日を追加し、週5便。言わば、月・水・木・金・日という週5便ということになります。なお、今回の期間増便により、松山空港国際線は過去最多となる週19便となります。
釜山線は先ほど申し上げましたように、ゴルフツアーを主体とするインバウンド・チャーター便からスタートしましたが、私もエアプサンの社長に直々に会わせていただきまして、定期便就航へというセールスを行わせていただきました。当初は本当に搭乗率がどうなるかということだったんですが、まずは現地の主要駅で大規模な広告展開を行わせていただきました。それから、若者向けに下灘駅などを中心にSNS映えするスポットを効果的に発信する作業を行ってまいりました。そしてエアプサンの機内誌で本県の観光地の特集を組んでいただくなど、両方で積極的な売り込みをしていったところ、「どこか懐かしさを感じるようなコンパクトシティ」というイメージが定着しまして、だんだんゴルフ需要だけでなく、若者等の来県者も増え始めている状況になっています。
ちょうどタイミングよく松山空港国際線ビルも拡張工事が終わりましたし、また7月からはバイオカートの運用も開始いたしましたので、入国審査待ち時間も短縮されることになります。ぜひ、こうしたお迎え体制を整えていますので、ぱっと最初に来る松山だけでなく、ちょうど城山、今見れませんから、今人気のある先ほどの下灘、ゴルフも大洲辺りまでは来ていますので、今度、宇和島の方もぜひ売り込みをしたいというオーダーも来てます。
東予のほうも広げていくということで、メニューの多様化というものを通じて、さらなる集客につなげていきたいというふうに思います。一方で、道後温泉も開館(道後温泉本館も全館での営業を再開)いたしましたので、こうしたようなことも踏まえて、ぜひ定着に向けて取り組みを進めていきたいと思います。エアプサンをはじめ、空港関係者のご協力に心から感謝を申し上げます。
また、アウトバウンドの利用も大事でありますので、特に釜山はフライト時間が50分でございますので、ぜひ県内の皆さんもご活用いただけたらというふうに思います。以上です。
(あいテレビ(幹事社))
はい。ありがとうございます。それでは先ほどの発表について、質問のある社はお願いします。
(NHK)
すみません。NHKです。まず釜山線増便に関してなんですけれども、最後触れられていましたけど、道後温泉本館もオープンして若者もということでしたけども、いくつか既に知事もおっしゃられましたが、改めてどういったところを売り込みたいと感じていらっしゃいますか。
(知事)
やっぱり地元にいてすら気付かない愛媛の魅力。非常に広範囲にわたると思うんですね。私も松山市長時代に東予・中予・南予のことをどれだけ知っていたかというと、本当に気付きが少なかったのではないかなというふうに感じています。
それぞれの持ち味が違うというところ、これをうまく生かせば本当にメニューの多角化が可能であり、そのメッセージが伝われば、リピーターへとつなげることが可能ではないかというふうに思っていますので、自然景観等々を有する南予のスポットというものをどう伝えていくのか、そしてまた工業都市と山間部の持ち味を持つ東予の魅力、しまなみサイクリングの魅力、これをどう伝えていくのか、松山は空港がありますから自然に人が来ますので、そうしたところの工夫をこれからもいろいろと試行錯誤していきたいなというふうに思っています。
(NHK)
あと、今回は9月から10月の期間増便ということですけれども、この定常化したり、さらなる週7便になるような、そういったところについては、知事どういった期待をお持ちでしょうか。
(知事)
そうですね、やっぱり搭乗率次第だと思います。航空路線というのはこれまでの歴史を見ても、流れがあるときはどんどんどんどん搭乗率上がっていきますけど、やっぱり苦しいときもありますので、そこは臨機応変にやっていけばいいと思っているんですが、今は円安というものが、良い悪いは両方あると思うんですが、海外からは来やすい環境が整えられているということと、それから、主要な日本の都市は一度経験したのでローカルに非常に目が向いている。
そのローカルも放置しておけば、1回行ってみようかで終わってしまうので、さっき言った愛媛県全体の魅力、コンテンツをどう伝えるかがポイントになってくるのではないかなと。それが数あるローカルの中で愛媛がいいねっていうふうなリピーター確保に結び付いていくんではないかというふうに思っています。
※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。