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理(美)容所で使用する器具類の衛生管理

ページID:0007690 更新日:2019年5月16日 印刷ページ表示

理(美)容所では、感染症の予防のため、皮膚に接する器具類について必要な消毒を行わなければなりません。

「理容所及び美容所における衛生管理要領」(平成22年9月15日付け一部改正)[PDFファイル/138KB]を参考に、適切に管理しましょう。

器具類の消毒方法

(1)かみそり、血液が付着しているもの又はその疑いのあるもの

 (ア)沸騰後2分間以上煮沸する。
 (イ)エタノール水溶液(エタノールが76.9%以上81.4%以下)中に10分間以上浸す。
 (ウ)次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。

(2)その他の器具

 (ア)20分間以上1平方センチメートル当たり85マイクロワット以上の紫外線を照射する。
 (イ)騰後2分間以上煮沸する。
 (ウ)10分間以上80℃を超える湿熱に触れさせる。
 (エ)エタノール水溶液中に10分間以上浸し、又はエタノール水溶液を含ませた綿若しくはガーゼで器具の表面をふく。
 (オ)次亜塩素酸ナトリウムが0.01%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
 (カ)逆性石ケンが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
 (キ)グルコン酸クロルヘキシジンが0.05%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
 (ク)両性界面活性剤が0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。

シザーケースについて

シザーケースは、はさみ等器具を収納して間接的に皮膚に接するため消毒する必要がありますが、

その形状から器具を収納する部分の確実な消毒が難しいと考えられます。

そのため、収納する器具を消毒せずに使用すると、シザーケースを介したウイルス等の感染のおそれがあります。

シザーケースを使用する場合、収納する器具の消毒には十分に気をつけましょう。

シザーケースを使用する場合の消毒例

  1. 施術中、使用している器具を消毒した後にシザーケースに収納し器具を消毒してから使用する。
  2. 使用している器具はそのままシザーケースに収納せずに専用台等に置き、施術終了後に消毒を行った上でシザーケースに収納する。
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