本文
「全国植樹祭」の本県への招致に関する知事記者発表の要旨について
【記者発表資料】
日時:令和4年2月15日(火曜日)11時34分から11時39分
場所:知事会議室
(南海放送(幹事社))
では続いて、全国植樹祭の本県の招致について、知事お願いいたします。
(知事)
このたび60年ぶりになりますが、全国植樹祭開催を目指して招致に取り組むことといたしましたので発表させていただきます。前回は昭和41年だそうでございます。温泉郡久谷村、現在の松山市久谷町におきまして、第17回の全国植樹祭が実施されたところでありまして、これを契機として、県土の緑化が進むことになったと聞いております。そして、全国屈指の林業県へ成長するきっかけにもなったというのが県の歴史でございます。今回、前回の開催から50年以上、60年ぶりですから、経過していることから、共催者となる国土緑化推進機構からも意向の打診がございました。また、県内の林業関係団体からも強い開催の希望がございました。4年後の令和8年春の開催を目指して、招致に取り組むことを決断いたしました。
今後は、新年度早々にも国土緑化推進機構に対して、開催の申し出を行う予定でありまして、順調にいけば夏頃に内定をいただけるんではないかと聞いておりますので、それが出たら本格的な開催準備に入りたいと考えております。全国植樹祭の開催に当たりましては、市町や林業関係者、各種団体など、全県挙げての取り組みが必要となります。県民の皆さんには深いご理解と多大なご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、この全国植樹祭は四大行幸啓に位置付けられている皇室行事でございます。天皇皇后両陛下のご臨席もございます。非常に大きな皇室行事ございますので、ぜひ県民みんなで実施ができればというふうに思っております。以上です。
(南海放送(幹事社))
ただ今の発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。
(テレビ愛媛)
すいません、テレビ愛媛です。天皇皇后両陛下におかれましては、即位されてから公式なものとしては初めて(のご来県)になるかと思いますが、どのようなかたちでお迎えをされたいというふうなお考えでしょうか。
(知事)
まず、今世界的にSDGsの必要性が共有されはじめている。しかも21世紀は環境の世紀とも言われている。こういった中での植樹祭の開催意義というのは非常に大きいんではないかなというふうにも思います。最近の状況を見ますと、まず、式典会場では天皇皇后両陛下によるお手植え、お手まきをはじめ、県内外からの招待者代表による記念植樹が行われることになります。この他、緑化功労表彰、緑の少年団による苗木の贈呈、アトラクションとして、森林・林業の歴史文化の映像披露、伝統芸能の演出、テーマソングの合唱などが、直近の開催県では行われております。また、大会を身近に感じてもらうため、県内各地にサテライト会場を設置する事例が多く見られます。大型モニターで式典会場の映像を流すほか、植樹活動、特産品の販売、苗木の配布、PRブースの出店。広くみんなでこの意義というものを、それぞれの地域の県民の皆さんが共有できるよう工夫されていますので、そういったことも含めて、特に脱炭素社会、SDGs、こうしたタイミングで絶好の起爆剤になればなというふうに考えています。
(テレビ愛媛)
計画としては、まだこれからだと思いますが。
(知事)
そうですね。
(テレビ愛媛)
県内どのあたりを見ていただきたいとか、そのようなご要望というのはありますでしょか。
(知事)
いや、まだ全然分かりません。
(南海放送(幹事社))
他はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。