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「愛のくにえひめ営業本部」の令和5年度第1四半期(4月~6月)の営業実績に関する知事記者発表の要旨について

ページID:0006221 更新日:2023年7月24日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

 

日時:R5年7月19日(水曜日)11時1分~11時8分

場所:知事会議室

 

(南海放送(幹事社))

 本日は、県からの発表が3件あると伺っております。まず、愛のくに えひめ営業本部の令和5年度第1四半期の営業実績について、知事お願いいたします。

(知事)

 それでは、令和5年度第1四半期の営業成績を報告させていただきます。まず、成果指標としております、事業者等に対するビジネス機会の提供につきましては、商談会またフェア等の開催件数271件でございまして、目標は、今年度930件、1年間においてますので、進捗率は29.1%と順調でございます。ちなみに、前年度同期実績は256件でありますので、15件増、プラス6%となっております。参加事業者数は、延べ1,388社。目標は7,400社、1年間においてますので、進捗率は18.8%でありますが、参加企業につきましては、後半に伸びてくる例年の傾向がありますので、ちなみに、前年度の同期と比べますと、前年が1,323社でありましたから、65社の増、前年同期比でプラス5%となっておりますので、コロナ5類移行を境に、人流の活発化や消費行動の高まりの中で、国内外ともに、対面営業に軸足をシフトしつつ、既存ネットワークの強化、また、販路開拓・拡大に積極的に取り組んだ結果、第1四半期としては過去最高の滑り出しとなっております。

 また、成約実績につきましては、件数で1,469件。前年同期が1,338件ですので、131件増、前年度同期比で10%増の成約実績となっています。成約額については、第1四半期約69億円、こちらも前年度同期が58億8,000万円でありましたから、10億2,000万円の増、前年度同期比でプラス17%と、いずれも営業案件の増加に比例するかたちで、第1四半期としては、こちらも過去最高の数値となりました。

 今年度目標260億円という、これまで以上の高みに置いておりますが、それに対する進捗率も約26.5%となっておりますので、幸先よく、第3期の中期計画のスタートが切れたのではなかろうかというふうに思います。

 これらの要因としましては、5類移行に伴いまして、食の大使館を始めとした外食産業での取り扱いが回復傾向にあることに加えまして、特に、水産分野における中国、台湾、欧米、これらの地域において、円安等を背景に、単価の上昇と輸出量増加により、大幅に拡大したことが一つ挙げられます。また、地場産品では、愛媛百貨店の販売・販促強化、中国向け越境ECチャンネルの拡大などに伴う成約増が挙げられるのではなかろうかと思います。この他、加工食品では、大都市圏での多彩な中小規模のフェア展開、また、首都圏の駅自販機でのみかんジュースの取り扱い増。ものづくりでは、マッチング支援や大型展示会等を契機とした成約の増。農畜産では、本県オリジナル品種のさくらひめの鉢花の本格的販売が成約を押し上げる要因となりました。

 ただ一方で、林産分野につきましては、資材高騰に伴う、住宅着工数が減少しましたので、その影響によってマイナスとなっておりますが、ただ今後、全国の生産量の、今、3分の1程度、愛媛県が担ってることになりましたCLTの需要増に期待が持てるなど、全体としては前年度を上回る結果となっております。

 なお、毎回申し上げておりますが、成約内容の公表を差し控えたいという事業者も中にはございますので、実際には、今回発表した以上の実績となっていることだけは申し添えさせていただきたいと思います。

 今後の活動につきましては、デジタルと対面の営業を推進し、昨年度、全国を網羅した大型量販店でのフェア、こちらも、先般、社長ともお話ししまして、継続というふうなお答えもいただいておりますので、全国的なフェア継続・拡大や、国内外での新規販路開拓に努めるとともに、愛媛百貨店購買層に対する、本県への誘客等のシナジー効果創出、購買データ等に基づく新商品開発への支援のほか、インバウンドを念頭に置いた観光プロモーションを含めた海外展開にも積極的に取り組むなど、デジタルを活用した県内事業者の規模感に応じた販売力向上の支援、こちらに重点的に取り組んでいきたいと思います。

 当面、5類移行に伴う景気の回復傾向は続くと見込まれますが、ただ一方で、同時に、物価高や世界経済の先行き不透明感、コロナ感染拡大への懸念といったさまざまな変動要因もございますので、柔軟かつ的確に対応できるよう努めるとともに、特に、営業力の弱い県内事業者等の後押しをこれまで培った営業ノウハウを十分に発揮して、リアルとデジタルの融合によるビジネス機会の創出拡大を図ることで、営業の補助エンジンとしての役割をしっかりと果たして、実需の創出による地域経済の活性化に結びつけていきたいと思います。以上です。

(南海放送(幹事社))

 ただいまの発表事項に関しまして、質問のある社をお願いします。

(南海放送)

 すいません、幹事社南海放送です。今、知事もおっしゃられましたけれども、5類移行で、他の都道府県も本腰を入れて、こういう営業活動をすることになると思うんですけれども、そういった、他の都道府県との差別化であるとか、どういったところに愛媛県は重点に置いていきたいと思いますか。

(知事)

 ここまでのビジネス感覚を持った営業活動をやっている都道府県は他にありませんので、比較のしようがないですね。はい。四半期ごとに、これだけの数値目標を掲げて、成約額まで後追いをしている県は、他に僕も聞いたことがありませんので、ちょっと比較のしようがないですね。もう愛媛県方式というこの営業本部の実績を積み上げていくだけになります。

 

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

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