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令和5年度の県内の手話及び要約筆記等に関する研修情報
手話や要約筆記って?
手話
手話とは、手と腕の動き、手の形や位置、顔の表情、顔や身体の動きなどにより思いや考えを伝える手段であり、聴覚障がい者の言語として使われています。
- 手話奉仕員:手話により一般的な挨拶や簡単な日常会話ができる者。市町が実施する手話奉仕員養成研修を修了し、市町が定める要件・方法により登録した者。
- 手話通訳者:手話による通訳に関し、専門的な技術・知識を有する者。県及び一部の市が実施する手話通訳者養成研修を修了し、全国統一試験に合格した者。
- 手話通訳士:政見放送や裁判など、専門性の高い重要な場面において手話による通訳をすることが認められた者。手話通訳技能認定試験に合格し、聴力障害者情報文化センターに登録した者。
要約筆記
要約筆記とは、話し手の言葉、声、音をその場で文字にして伝えることであり、主として、手話を習得していない中途失聴の方や難聴の方が利用する情報保障の一つです。
- 要約筆記奉仕員:基本的な要約技術や知識を有する者。一部の市町が実施する要約筆記奉仕員養成研修を修了し、市町が定める要件、方法により登録した者。
- 要約筆記者:専門的な要約技術や知識を有する者。県及び一部の市町が実施する要約筆記者養成研修を修了し、全国統一試験に合格した者。
平成25年度から、制度上、県及び松山市(中核市)において要約筆記者の養成を実施することが必須とされています。いくつかの市町においては、地元の要望により、引き続き要約筆記奉仕員養成研修を実施しています。
各種養成研修情報
手話通訳や要約筆記を習得後
手話通訳や要約筆記を習得した方は、県・市町や関係当事者団体、地元のサークル等に登録していただき、聴覚障がい者の要望に応じた個人派遣など、聴覚障がい者のコミュニケーションや情報保障をサポートする一員として活躍していただきますようお願いします。