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第五次国土利用計画(愛媛県計画)(案)に寄せられた意見と県の考え方
第五次国土利用計画(愛媛県計画)(案)について、令和5年10月2日(月曜日)から令和5年10月31日(火曜日)までの期間でパブリック・コメントを実施したところ、1人の方から2件の意見をいただきました。
案に対する意見と考え方は、次のとおりです。
なお、いただいた意見は、適宜集約・要約しております。
寄せられた意見の要旨 |
県の考え方 |
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1 |
風力発電や太陽光発電の再生可能エネルギーは、生態系への影響や土砂災害の誘発というデメリットがある。 再生可能エネルギーについて、バイオマス発電にさらなる支援をしてはどうか。 ペレットストーブを住居に設置することを勧められないか。 広葉樹がペレットの原料になるようにすれば、針葉樹より広葉樹のほうが森林の保水力も増すため、土砂災害が減るのではないか。 |
【原案のとおり】 生態系への影響や土砂災害の誘発という懸念を踏まえて、県土利用の基本方針において、大規模太陽光発電設備や風力発電設備等の再エネ施設の設置に際しては、周辺の土地利用状況や自然環境、景観、防災等に特に配慮する旨を記載しております。 バイオマスの利用については、地域の脱炭素化の取組みを推進するため、県土利用の基本方針において、地域におけるカーボンニュートラルの実現に向けて、地域共生型の再エネ導入促進や、バイオマス等の循環利用に努める旨を記載しております。 なお、国土利用計画は、総合的かつ計画的な県土の利用を確保するための長期的な計画であり、個別分野の整備事業に係る内容は計画の趣旨に沿わないことから、原案のとおりとさせていただきます。 おって、御提案の内容については、県関係部局へ情報提供させていただきます。 |
2 |
国土利用計画は人口減少を前提にしているが、人口減少や少子化を緩やかにするための検討をしていただきたい。 不妊や人口減少がすすむ原因に、次の3つの要因が考えられる。 1.鉛などの人体汚染 2.電磁波による生殖能力の低下 3.揮発性化学物質による生殖能や胎児への傷害 1.については、身の回りから鉛をなくす対策を急いではどうか。 2.については、5Gや無線利用のデジタル技術は導入を慎重にすべきである。 3.については、県民生活において揮発性化学物質の暴露を少なくすべきではないか。 |
【原案のとおり】 国土利用計画は、国土利用計画法に基づき、県土の利用に関する基本構想、県土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標及び地域別の概要などを定めた計画であります。 また、本計画は、総合的かつ計画的な県土の利用を確保するための長期的な計画となっており、人口減少や少子化対策を講じるための計画ではないことから、原案のとおりとさせていただきます。 なお、御提案の内容については、県関係部局へ情報提供させていただきます。 |