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顧問の就任に関する記者発表の要旨(H27.6.15)

ページID:0004972 更新日:2015年6月16日 印刷ページ表示

日時 平成27年6月15日(月曜日)11時00分から11時06分
場所 知事会議室

 

(知事)
 上甲啓二特別参与が、県信用保証協会理事就任に伴いまして、本日付けで退任することとなりますが、同氏を明日6月16日付けで顧問に委嘱することといたしましたのでお知らせをさせていただきます。
 顧問は、県政の重要課題について助言してもらう県政のアドバイザー的な役割として、今回設置したものでございます。上甲特別参与は、経済分野や農林分野に長年従事され、幅広い知見と豊富な人脈を有しており、特別職として5年余りの識見を踏まえ、実需の創出による県内経済の活性化やえひめ国体の円滑な実施など、県政の重要課題について、大所高所の観点から、助言をいただきたいと考えております。
 なお、顧問は、恐縮なんですが、無報酬で、執務室もなく、地方公務員法上の身分を有さない。非常勤特別職である参与や特別参与とは異なるものでございます。
 上甲特別参与には、知事補佐官、副知事、そして現在の特別参与と、知事就任以来、県政を支えていただき、心から感謝をしております。
 今後は顧問として、引き続き県政をサポートしていただきたいと思います。以上です。


(あいテレビ)
 過去に顧問になった方はいるのか。


(総務部長)
 おりません。初めてです。


(愛媛新聞)
 これは規程等をいじるかたちになるのか。


(知事)
 いや、規程は特にいじってないですね。


(総務部長)
 要綱設置です。


(NHK)
 顧問を依頼したことについて、上甲啓二さん自身はどのように答えたのか。


(知事)
 はい。そういうご依頼をいただくならば、喜んでお引き受けしたいということで。ご存知のとおり僕の就任以来ですね、ずっと支え続けていただいた方でもありますし、とりわけ経済分野と農林関係はですね、県でも、今、非常に力を入れているところなんで、そこにご自身の持っている人脈等もありますので、こうした点については、今後の県政運営にも十分生かさせていただきたいということで。
 本当に先ほど申し上げたとおり、無報酬で大変恐縮なんですけども、そういう条件でも県政のためになるならばということで、お引き受けいただきました。


(テレビ愛媛)
 具体的な職務というか仕事としては、何かの会議には出てこられたりするのか。一般的なアドバイスを求める対象となるのか。


(知事)
 そうですね、会議ということに関していえば、これまでの特別職とは違いますから、順次時期が来たもの、交代をしていきますので、県の特別な会議、定期的な会議に出ることはないです。ただ、今申し上げたような特定の分野でですね、ぜひ上甲さん独自の人脈を駆使して、力を貸して欲しいというような件がいろんな方面で出てくることも想定されますので、そういうときに顧問という立場でですね、正式な形で動いていただけるように、こうした役職をお願いしたところでございます。


(愛媛新聞)
 公務員の身分を有さないということだが、今度、信用保証協会の理事になった場合に、県が監督権限を持っていると思うが、その辺の整合性というのは問題はないのか。


(総務部長)
 経産省の通達では、非常勤の特別職としての身分を有するのであれば、若干検討する余地はあるということでございましたけど、そういう経産省の通達が出ておりますけれども、今回、先ほど知事の方から発表いたしましたように、地方公務員法の特別職としての身分を有さないということで、要綱設置と言いましたけれども、要綱の中にもそういうことを明記しておりますので、そのあたりの整合性はとれております。


(南海放送)
 国体の関係で公職に就いているが、今後はどういう扱いになるのか。


(知事)
 今までの肩書で言うとですね、特別参与の立場で競技力向上対策本部長、それから、愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会の実行委員会の副会長も務めていただいておりましたが、これは公職でしたので、今回の退任に伴って、これらの職も退任していただくということになります。
 なお、その後は長谷川副知事が就任することといたまして、実行委員会の副会長については、県議会議長、両副知事ほか複数名が就任していますことから、こちらの方は後任を補充することはしないということでございます。


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