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特別職人事に関する記者発表の要旨(R2.3.4)

ページID:0004970 更新日:2020年3月5日 印刷ページ表示

日時:令和2年3月4日(水曜日)15時13分~15時17分

場所:知事会議室

 

(知事)

 このたび2月議会に教育長の人事案件を追加提案させていただきますので発表させていただきます。現教育長である三好伊佐夫氏から本年3月末をもって勇退したいとの申し出がありましたことから、後任に田所竜二現農林水産部長を4月1日付けで選任したいと思います。田所氏は西日本豪雨災害からの復興やアコヤガイ大量へい死等、本県の農林水産業を取り巻く重要課題に的確に対応してまいりました。また競争力の高い新品種の導入やブランド化等、将来を見据えた施策に取り組んで成果を挙げております。さらには、過去、経済労働部や企画振興部に在籍しまして、本県の特色でもある多様な産業を担う人材育成に、教育委員会と連携しながら取り組んできた人材育成の経験者であります。また、農林水産部は県の組織では最大の部署でありますが、そのマネージメント力、これもしっかりと実績を挙げていただいています。県政に関する幅広い知識、識見を有しておりまして、教育長として適任と考えております。田所氏には人口減少時代の中で、本県の未来を担う豊かな「人財」の育成、ここに手腕を発揮していただくことを期待しております。人事案件に同意をいただけたら、任期は三好教育長の残任期間となりますので、令和2年4月1日から令和3年7月30日までの1年4カ月の任期となります。以上の人事案件を本議会最終日の3月18日に追加提案をさせていただきますので発表させていただきます。以上です。

 

(愛媛新聞)

 三好教育長が引退されたいという理由についてはどのように聞かれているか。

 

(知事)

 そうですね、三好教育長は、宇和島市に行かれたりですね、(その後は)研修所で(勤務されたり)、県を退職した後も手腕を発揮していただいたりしてきた方なんですが、ちょっと年齢遅めの教育長就任だったので、ご本人がやっぱり後輩のことを考えられたんじゃないか、分かりませんよ、推測ですけども、今年、多くの部長が退職をされるんで、後輩の方々のことを考えて、ぜひ後輩を活用して、県政発展につなげてもらいたいっていうお気持ちが多分、強かったんじゃないかなというふうに思っています。

 

(愛媛新聞)

 三好教育長のこれまでの取り組みについて、知事はどのように評価されているか。

 

(知事)

 そうですね、その前に教育委員会にいらっしゃいましたから、その後、宇和島市に行かれているんですけど、その時の経験を生かして、どちらかというと田所さんとはまた違ったタイプ、三好さんの場合はですね、教育委員会の経験を生かした安定的な手腕というものを存分に発揮されたんではないかなというふうに思っています。


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